港から 吹いてくる風
黒い髪 後ろからふれるKISS
昔のままの 香り

女には 慰めの腕がいる
そのことば 気休めとわかるほど
傷つくのか 今夜

憎めたなら よかった
邪魔だったよ 愛が
もう戻れない 幻なのに
泣きながら 逢いにきた…どうして

TAXIを 外に待たせて
ひきとめるひとことに 賭けている
おまえの瞳が つらい

苦しめあう 唇
ほどけやしない 運命(さだめ)
ただ口紅の 褪めた色が
罪深くさみしさを 抱きしめる

憎めたなら よかった
邪魔だったよ 愛が


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