いつまでも どこまでも
歩いて行こう
さざ波がきらめく
白い砂浜を
潮風がさみしさを
運んでくるなら
やわらかなショールになって
君を包むよ

離れないでいようね
泣いた後は子供のように
スキップ踏んで笑って
疲れきった旅人と

指先が黄昏に染まってゆくころ
幸せがすりぬけて
憂いに満ちるなら
潮騒を聞きながら
星を数えて
つらくても泣かないって
心に決めよう

忘れないでいようね
抱いた後は子供のように
腕の中で眠らせて
ねぐらのない旅人を

いつかまた逢えるなら
あの船に乗ろう
喜びも悲しみも
スーツケースに詰め込んで
雨の日はデッキに出て
びしゃびしゃんなったって
軽やかにタップ踏んで
おどけてみせるから
笑っておくれ


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