赤い雲 空の下
過ぎ行く季節に取り残されて
向日葵が俯いていた
秋風に吹かれながら

羽の無い赤トンボ
もう飛べなくて泣いていた
虚ろな目 君はただ
眺めているだけ

グルグルと世界は廻り続ける
うまく笑う術を知らない
泣きだしそうな君を乗せて
止まらない世界に揺れる灯火
不透明な未来(あした)へ向かってゆく
僕たちは寄り添いながら

胸の鼓動数える
眠れない夜の真ん中に浮かぶ
この世界に一人きりで
朝はもう来ない気がした

流れてく 音も無く
この赤い血は誰のもの?
繰り返す 気休めのナイフを握って

グルグルと世界は廻り続ける
不透明な未来(あした)へ向かってゆく
僕たちは寄り添いながら

光と影が寄せては返して
無限ループの波に飲まれてく

∞∞∞∞∞∞∞∞

お天気雨の空 青く輝く
抜け出せ無い この毎日に
一つの光が射すのなら
歩き出す誓いをここに描こう
色付いてく未来へ向かってゆく
僕たちは寄り添いながら


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