気まぐれな季節のせいで
僕達は瞬きもしないで
一瞬も逃さないと
見つめたんだ

揺れている陽炎は今日も
僕達を近づけもしないで
黙って何処かへ消えていって
サヨナラ

青空を切り取ったみたいに
白い雲と重なるような
君の笑顔眩しい

季節が変わってゆくけど
君だけは ねえ、そばにいて
色んな話をして

気まぐれな季節のせいで
僕達は瞬きもしないで
一瞬も逃さないと
見つめたんだ

揺れている陽炎は今日も
僕達を近づけもしないで
黙って何処かへ消えていって
サヨナラ

星空を飲み込んだみたいに
深い夜を溶かすように
甘い君を想う

2人も変わってゆくけど
今だけは ねえ、そのままの
気持ちで話をして

突然の夕立のせいで
僕たちは疑いもしないで
一瞬のうちに距離を
縮めたんだ

揺れていた陽炎が今日は
僕達を遠ざけもしないで
素直に何処かへ手を振って
サヨナラ

気まぐれな季節のせいで


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