不完全な衝突さえ
あの日に沈んでく
去り際あの人言い放った
ギラつく蛇は幸福を身に纏う
あの人遂に追放さ

屈託のない笑顔
絶えない会話が
尽きる事など無いよね

「あの人の様になれない僕は侮辱し続けて、何度も」

譲れなかった
幾度紛れようと
日毎に変わりゆく姿
それでもまだ皮肉さ溢れる
ああダメだなってまた味わう

「あの人の様になれない僕は侮辱し続けて、何度も」

相槌重ね続けて
見え透いた嘘などに
答える余裕もなく
私は何処に

揺るぎ無い答えや
華やいだ時間を
自尊心と引換えにもてあましても

羅列された頭の中
乱したものが散らばって
また背けてしまっても
あの人はそこにいて

不完全な衝突さえ
あの日に沈んでく
去り際あの人言い放った

「あの人の様になれない僕は侮辱し続けて、何度も」

相槌重ね続けて
見え透いた嘘などに
答える余裕もなく
私は何処に

幼い頃足を運び
無邪気に走り回った公園は
今とても小さく思えたんだ
足取りは軽く
あの頃に戻った様に


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