じゃあねと手を振った僕と
また明日と笑う君と
ただ見つめる銀の猫と
それぞれ見た違う夕日

流れ流れたどり着いた
この街 風が導く
また明日と笑う君に
どれほど救われて

同じ空も 今日はなんだか
さみしそうだった
聞きなれた呼ぶ声に
「もう時間だね」

灰色の雨がもうすぐ降るよ
静かに 君の街へ
優しい誰かが差し出す傘に寄り添って
僕がいつか またここへ来ても
変わらない風だけあればいい
最後に耳に 離れないフレーズは
「また明日」

じゃあねと上手く言えたかな
涙は飲み込んだはずだ
ただ見ていた猫は少し
眠たそうにしてた

もしも終わり見えていたなら
諦めたかな でも
大切な何かの
背中が見えた

足りない欠片は僕から逃げてくように
街へ街へ
移ろう景色より早く旅立ちを決める
僕が僕に 外れてた欠片
入れたなら完成するのかな
最後に君に 残したいフレーズは
「また明日」

同じ空も 今日は一緒に
さみしくて切なくて泣いているの?
君の声が まだ まだ 愛しい

灰色の雨がもうすぐ降るよ
静かに 君の街へ
優しい誰かが差し出す傘に寄り添って
僕がいつか またここへ来ても
変わらない風だけあればいい
最後に耳に 離れないフレーズは
「また明日」

じゃあねと手を振った僕と
また明日と笑う君と
ただ見つめる銀の猫と
それぞれ見た違う夕日

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