こんなに小さな願いも届かず
見えない未来が僕を嘲う

鈍色の街で輝けない 古臭いネオンの光にさえ
あの日、あの時、あの場所でだとか
立ち上る煙に巻かれて 消えていきたいな

もう会えないね 切り裂いた、記憶だけ

こんなに小さな願いも届かず 見えない未来へ、僕を宜しく
あなたがくれた尊い夜も 迎えた朝も忘れられずに

鈍色の街にさよなら告げ 醜い身体と全開の愛
悲しみの数を涙で数えて
十の記憶を離さないよ 離せないんだ

晴れのち大丈夫と 目眩く、声が呼ぶ

こんなに小さな願いも届かず
途切れた未来は消せない思い出

こんなに小さな願いも届かず 見えない未来へ、僕を宜しく
あなたと僕の夢物語 浅き夢見じ忘れられずに


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