世界が反転 引き裂くプライド
ズタズタにしては捨ててきた愛情
要らないものをひとつひとつ取り除いて
最後に残った一つは一体なんだろうね
高らかにあげる産声と本音
ぐるぐる絡まる円と点と線
どうしたってぼくらは平行線の上
だから重ならない それも仕方ない?
で諦めるほど過去は軽くはない
合わせる目と目 身体はそうでも心はとうの昔にfar away
気づいていたけど目を逸らした
先延ばしにして投げた明日
蓋した現実は陰で育ち 孵化した姿はかくも巨大
手を離したらすぐに消えてしまう気がして 強く握ったはずが
すり抜けていった白い指 昨日よりもっと遠くへ

あなたがここにいたことさえ
遠く遠く霞んでゆく 心 心 壊れていく

カラカラに乾いた心の在り処
見当たらない明日に心なしか
出した答えの価値が分からない
足が竦んでまだ踏み出せない
有りもしない未来の偶像に
囚われて動けないmy neuron
中途半端な自分だけ
誰かに否定されるのが怖くて
どうでもいいよって振りをしたんだ
そうして失った時間と信頼と君が
毎晩出てくる夢 抉ってく胸
時計だけが笑う夜 来る 笑う 夜 笑う
血が流れてる 血が流れてる
ほら目が覚めても君はいない

いつまでもこうしていたかったんだ
でも時間がそれを許さなかったんだ
ただ二人殻の中でそっと繋がってればそれでよかったのに

壊れた欠片拾い上げる
何かが足りない感触を確かめる
溢れる言葉の渦の中ぼくは
理性も無くなるほどに飲まれて

あなたがここにいたことさえ

二人で積み上げたレンガの城は脆く崩れ去った
たったの一言で壊れる粗末な代物だった
見渡した景色の外側にほら広がる数多の物語
薄っぺらい言葉で塗って美化 何の意味がある?
下らないことだったんだ きっと互いに誰でも良かった
冷たい現実だけが夢を見る時間を壊してくれるから
旋律 奏でる音から後悔のchorus響いたら饒舌になる
全て奪ってくデウス・エクス・マキナ
証明する必要もないくらいに離れ離れなんだぼくら
心の奥には残るから 欺瞞で誤魔化したaffair

鉄格子越しの景色 exclusive


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