ヘイ 呼びかけて フェンスの向こうから 僕を見つめてる
-1991-
僕らを知っている? ねぇ僕のそばにいる?

風に追い立てられ 頬には赤みがさし 両手いっぱいのおもちゃ
独りになることがなく
夜を抱く
許されて

さあ 偽りの ペンキの窓から 僕らは落ちていく
-1991-
行ったり来たりする 僕らはどこにいる?

君は理解されず 腕を力なく下ろし 黄金に輝くおもちゃ
みんな繋がっているよ
夜を抱く
許されず

-1991-
意味なんてなかったんだ
そう
フェンスに絡む蔦

時々わからなくなるんだ
何が僕をこんな気分にさせるのか
僕らの頬をひっぱたいてよ
おもちゃはもういらないよ
それでもう
ゆるされる?


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