泣いて明かした夜に 走り書く戯言
愛よ 溢れて 微かな導となれ
目に留まるのは あの日のキミで
鍵をかけた 記憶を醒ますの
言えないままで重ねてた 言の葉を訊く
歌えよ 時の旅人 名もなき想いを
掃いて捨てた邪魔もの 軒叩く雨音
鈍い刃の傷は 余計に響く
その身晒せば 誰も無口ね
不透明なのは どちらも同じよ
癒えないままで重ねてた 傷が疼いても
綴れよ 時の旅人 忘れじの日々を
泡のような命に 注いだ血と涙
押し流され かき消される
たかが ひとつの叫びで
言えないままで重ねてた 言の葉を訊く
歌えよ 時の旅人 名もなき想いを
醒めない夢 絡まる糸 もつれ出す理想
忍ばせたのは いつでも 守るべき道よ
キミは何を探して あの場所へ行くの?
迷わずに見つめて 想い出の日々を
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