何度も何度も胸をしめつける夜には
貴方の顔がただ浮かんでは消える

心を澄ませば聞こえてくる あのメロディー
夜道を照らすような幸せな歌よ

春の風に吹かれ咲いているよ花が美しくなれという
涙流すことも 疑うこともなく

何度も何度も想い出が廻る夜には
時計の針をただ見つめていたんだ

ひび割れた指に隠された嘘が 滴になって消える
渇ききった日々は涙じゃ潤わない

さよなら ここから一人きり歩いてゆくよ
貴方の優しさがとても辛いから

心を澄ましてももう何も聞こえてこない
狂おしく冷たい雨が降っている

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