狂喜する声が満ち溢れていた
立ち向かうように髪を振り乱し
「その拳突き上げろ」と唄う
あのロッカー まだ闘ってっかな?

両手にもポケットにもバッグにさえ
荷物が溢れ動けなくなってる
くだらないものだってあるんだけど
それがどれかも思い出せない

僕を突き動かし導いた
あの魂の叫び 今聞きたい

ひと掴みの怒りを分け合う
スタジアムは熱に冒される
皆拳を突き上げて唄う
あのショーは 何を残したかな?

かつてロックが発明された時代
混沌とした世界が敵で

勝負の見えてきた現代は
立ちはだかる壁も探せない

耳を塞いでる奴らにまで
聞こえるように馬鹿でかい音で
「その拳突き上げろ」と唄う
あのロッカー まだ闘ってっかな?

古いライブビデオ 放り込み
始まりのボタンを押してくれ

OK もう一度血をたぎらせて
気持ちのギア オーヴァードライヴする
この拳を突き上げて唄う
どっかには 届くかもしれない

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