「まったく、ろくな人生じゃなかった。
中学生の頃、父親の会社が倒産して
それからは借金地獄。
なのに、だらしない父親は蒸発して行方不明。
母親はそれ以来、寝たきりになっちゃって…。
だからあたし、学校なんて行ってる暇なかった。
母親の介護をしながら働いた。なんでもやった。
新聞配達、清掃員、ウエイトレス、ホステス、それに…売春。

もう毎日が辛くて辛くて…。
それで毎度も死のうとしたんだけど、なんか怖くて。
手首切れば痛いし、首つれば苦しいし、きっと死んだ後は汚いしさ。

…ある人づてに聴いたの
この汽車に乗って極楽町まで行けば、苦しまずに奇麗にスーっと死ねんだって。
気持ちよく、うたた寝するみたいに、スーっと死ねるんだってさ」

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