2017-03-30

SPYAIR、山戸結希監督によるドラマ仕立てのMV完成

SPYAIRが3月29日にリリースするニューシングル「Be with」のMVが公開された。

今回のMVは、映画『溺れるナイフ』をはじめ、RADWIMPS「光」や乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」などのMVも手掛ける気鋭の映画監督・山戸結希(やまとゆうき)を迎え入れた、SPYAIR史上初の全編ドラマ仕立ての作品。

主演にはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』や映画『一週間フレンズ。』に出演する若手俳優・上杉柊平(うえすぎしゅうへい)、 「ミスiD2017」で山戸結希賞を受賞し、女優、モデル、グラビアアイドルなど多方面で期待が高まる新人・早野有純(はやのあすみ)を起用。東京を舞台に、プロカメラマンとプロモデルを目指す子供でも大人でもない二人が、共に成長を経て、その先に本当に大切な“愛”を見つける……というストーリーは、“愛と成長”がテーマの「Be with」の本質を見事に描いている。

【コメント】
■山戸結希
「SPYAIRさんに新曲MVの制作をお声掛けいただいた際は、彼らの音楽のような、鮮烈な閃光を思わせる映像表現を頭の中に描きながら、楽曲を待っていました。
しかし、初めて『Be with』の音源をいただいたときには、とっても驚きました。
ロックとしてイメージされる世界観に留まらない、伸びやかで普遍的な、鮮やかな情景が浮かぶバラードでした。
そして、リハーサル中のSPYAIRさんと直接お話させていただく機会を得て、今回は、SPYAIRメンバーは出演しない初めてのドラマMVを撮影しようということになり、この『Be with』という歌の持つ物語を、まっすぐに届けたいという皆さんの想いを受け取りました。
メンバー皆さんの強い意志を受け、わたしのほうでも、歌の力が際立つようなMVを撮ろうという意識を強く持たせていただきました。
『Be with』は、夢を追う男の子からの歌でもあるけれど、その視線の先に立っている女の子の夢のことも見つめてくれている歌だと感じられ、歌詞を大切にしたかったです。
制作過程の中でMOMIKENさんが、「『Be with』はたしかに恋愛の歌でもあるけれど、同時に夢を目指す歌だとも信じていたから、この脚本に違うなとはひとつも思わなかった」と伝えてくださった言葉は今でも胸に残っています。
UZさんはまっすぐな眼で「ファンの女の子が純粋な涙を流せるような作品にしたい」と力強く語ってくださり、「最後に離ればなれになってしまう歌ではなくて、一緒に生きていこうという歌なところが、この歌の新しいところなんだよね」というIKEさんの言葉も、皆さんのファンの方への熱い想いが、とても印象的でした。
そして、ツアー中にも関わらず、二日連続で撮影現場を覗きにいらしてくださったKENTAさんも、優しい笑顔で撮影チームに力を注いでくださいました。
また、SPYAIRスタッフチームの皆さんも、ひとつひとつ丁寧に、「もっとこうしたら面白くなるのでは?」とアドバイスをくださり、わたしにとっても、皆さんの想いを集結させるような気持ちで、撮らせていただけた作品でした。
この企画をいただいてから一貫して、SPYAIRさんはあたたかく見守ろうとしてくださり、撮影現場には『Be with』の歌が繰り返しずっと流れて、実際に夢を追う人たちがカメラの周りに集まってMVを作りながら、いろんな人の気持ちがぎゅうぎゅうに詰まってゆくような時間の中で、映像版『Be with』が生まれてゆきました。
そうして撮影したこのミュージックビデオには、まるで恋人との想い出みたいに、沢山のシーンが詰め込まれています。主演の上杉柊平さんとAsuMiさんは、確かに若く、けれどももう子どもでは居られない季節を生きていて、そんな姿を、『Be with』の歌の中のふたりに重ねながら、駆け抜けて撮影してゆきました。
月の冷たさと陽だまりの情熱を両方抱えた上杉さんは、どこまでも走ってゆきそうな、獣のような勢いと鋭い眼光があって、現場に炎を注ぎ続けてくれました。今この瞬間の上杉さんをカメラに捉えられ、心の底から良かったです。「夢が叶ったあとの穏やかな感覚ではなくて、まだ夢を追いかける渇きがあって、前に向かって走ろうとする意志を撮りたい」とお話すると、彼は「それなら、今に丁度良いかもしれない」と微笑んでいました。
彼に見つめられ、翻弄され、追いかけるAsuMiさんは、今しか切り取れない青くて固い果実のままそこに立っていて、まさに夢に夢見る、恋する女の子でした。恋を通して、力強く夢を追って欲しいと思わせる繊細さがありました。
SPYAIRさんのもとに、未来へ進もうとする青い気持ちが結集して、すべてのシーン、映画を撮るように向き合い、精一杯力を篭めさせていただきました。
今回の『Be with』MVが、どうか歌の素晴らしさを盛り上げるMVになっていましたら、望外の歓びです。
この『Be with』という歌が大好きな女の子にとって、恋するとき、夢見るとき、負けそうになるとき、未来何度も繰り返し観たくなるような、楽曲と一緒に新しい想い出が増えてゆくような気持ちでこのMVを大切にしていただけましたら、ほんとうに嬉しいです。
そんなふうにこの楽曲が、みなさんにとっても大切な作品として残っていくことを、心から願っています」

■上杉柊平
「SPYAIRさんの新曲「Be with」のMVに出演させていただきました。
山戸結希監督の演出のもと、「Be with」の世界を精一杯走りました。
自分の夢を追っている途中の僕は、自分一人のことだけに集中してしまいがちですが、僕のそばにいてくれる人たちのおかげで一歩ずつ進めているのだ、と感じることができた作品になっています。ぜひ、沢山の方に聴いて、観て頂きたいです」

■早野有純
「初めてのミュージックビデオの撮影でとても緊張しましたが周りの方々のお陰で楽しく撮影することができました。歌詞がとても素敵で、好きな人からこんな言葉をもらえる人は幸せだろうなと想像しながら撮影していました。素敵な作品に関わらせて頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」

■「Be with」MV


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