2018-02-14
清春、25回目のデビュー記念日に故郷の岐阜県でライブを開催
待望の新作オリジナルアルバム『夜、カルメンの詩集』の発売を2月28日に控えている清春が、2月9日、彼自身の故郷である岐阜にて『KIYOHARU 25 TIMES DEBUT DAY』と銘打った公演を行なった。そのタイトル自体が示す通り、この日は彼にとって25回目のデビュー記念日。1994年に黒夢がメジャー・デビューを果たしたその日から、満24年を経たことになる。
公演会場となったclub Gには地元はもとより全国各地から熱心なファンが集結し、チケットは完全にソールドアウト。カリスマの登場を待ち焦がれるオーディエンスの前にまず姿を見せたのは、何故かWエンジンのチャンカワイ。実はこの日、彼は清春とともに某TV番組の収録を行なっており、開演に先がけて異例の“前説"を担当することになったのだった。観客はそうした想定外の展開にも臨機応変な好反応を示し、清春自身の登場を前に場内は充分すぎるほどに温まっていた。
改めて場内が暗転し、オープニングSEに導かれて黒衣に身を包んだメンバーたちが配置につく。清春がステージ中央へと進み出ると、まず聴こえてきたのはフラメンコ・ギターの響き。記念すべき祝宴の幕開けを飾ったのは『夜、カルメンの詩集』に収録されている「赤の永遠」だった。この日、彼の脇を固めていたのは、ファンにはお馴染みの中村佳嗣(Gu)、大橋英之(Gu)、楠瀬拓哉(Dr)に加え、この日が初出演となる高井淳(Ba)という顔ぶれ。つまり過去には一度もなかった布陣ということになるが、当然ながら演奏面での危うさは微塵もない。緩急豊かな楽曲群が、アコースティックとエレクトリック・ギターのコンビネーションを自在に変えながら、次々と表情豊かに繰り出されていく。
この夜の演奏曲目についてはセットリストをご参照いただきたいところだが、何よりも特筆すべきは、アンコール時に披露された、言わずと知れた黒夢のメジャー・デビュー曲「for dear」から、まだ世に出ていない新作アルバムの収録曲に至るまで、まさに24年にも及ぶ時間経過のなかで生まれてきた多種多様の楽曲たちが、少しも違和感なく溶け合い、ごく自然に共存しながらお互いを照らし合っていたということだ。その事実は、清春という歌い手がいかなるジャンル感の楽曲であろうと自分の色に染めてしまえること、そしてさまざまな音楽的変遷を経てきた彼の表現スタイルの本質は不変であるということを裏付けていたといえる。『夜、カルメンの詩集』には「美学」というそのものズバリの表題が掲げられたナンバーが収められており、同楽曲はこの夜にも披露されたが、彼自身が今日に至るまでの四半世紀にわたりずっと貫いてきたのが、まさにそれなのだろう。
この日の岐阜地方は降雪こそなかったものの底冷えのする寒さだったが、club Gの館内は真夏のような暑さだった。そしてこの記念すべきライヴは、会場の“音止め”時刻である夜10時ちょうどに着地点へと至った。クロージング曲の定番といえる「あの詩を歌って」を歌い終えた清春は、満足げな笑みを浮かべながらオーディエンスに「(みんなの)どこにも属さない感じがいいです」と告げ、謝意を表しながら「2019年、26回目のデビュー日もぜひ僕と過ごしてください」と伝えていた。もちろん次の記念日到来まで待つまでもなく、2月23日には新作アルバム発売に先駆けてのツアーが開幕を迎える。最後、清春は「素敵な夜を15回共有して、忘れられないツアーにしましょう」と告げてその場を去った。新たなツアーの日々、そしてニューアルバムの全貌が明らかになる瞬間の到来を、心して待ちたいところである。
Text by 増田勇一
Photo by 柏田芳敬
【セットリスト】
01.赤の永遠
02.JUDIE
03.アモーレ
04.夜を、想う
05.罪滅ぼし野ばら
06.シャレード
07.美学
08.ジプシー
09.眠れる天使
10.ベロニカ
11.妖艶
12.ALIEN MASKED CREATURE
13.COME HOME
<ENCORE 1>
14.for dear
15.ICE MY LIFE
<ENCORE 2>
16.少年
17.忘却の空
18.Feeling high&Satisfied
<ENCORE 3>
19.貴方になって
20.EMILY
21.あの詩を歌って
KIYOHARU TOUR天使の詩2018『LYRIC IN SCARLET』
2月23日(金) 大阪BIGCAT
2月24日(土) 金沢EIGHT HALL
3月02日(金) 仙台Rensa
3月16日(金) KYOTO MUSE
3月17日(土) KYOTO MUSE
3月21日(水・祝) 柏PALOOZA
3月24日(土) 長野CLUB JUNK BOX
3月31日(土) 札幌PENNY LANE24
4月07日(土) 青森 Quarter
4月08日(日) 盛岡Club Change Wave
4月13日(金) 名古屋BOTTOM LINE
4月14日(土) Live House 浜松窓枠
4月28日(土) 鹿児島CAPARVO HALL
4月29日(日) 長崎 DRUM Be-7
5月03日(木・祝) EX THEATER ROPPONGI
アルバム『夜、カルメンの詩集』
2018年2月28日発売
【完全初回生産限定盤】(2CD+DVD)
¥5,000+税
【通常盤】(CD)
¥3,000+税
【関連リンク】
清春、25回目のデビュー記念日に故郷の岐阜県でライブを開催
清春まとめ
OBLIVION DUST、結成20周年ツアーを完遂
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
清春 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
My Criminal Lovers'「3rd ONE MAN LIVE『ノワールエデン』」公演レポート!!!2025-10-31 -
「Re:Yu 4th ONEMANLIVE-HEAT INCREASES-」公演レポート!!!!2025-10-31 -
Ta_2(鈴木達央※読み スズキタツヒサ)/ex OLDCODEX率いる音楽プロジェクト「SHINK...2025-10-31 -
READY TO KISSが12周年公演で見せた、継続こそが最強の進化してゆく姿。2025-10-29 -
DEZERT、メジャー初の両A面シングル『「火花」/「無修正。」』リリース決定! ...2025-10-29 -
SHAZNA、 Moi dix Mois、ZIZが出演。「歌姫降臨 Beautiful Halloween Party II 9...2025-10-28 -
SHAZNA、CASCADE、DASEIN、Little Vampireが出演。「歌姫降臨 Beautiful Hallowe...2025-10-28 -
共に歩んだ一年、貴方と刻む、今年最後の余韻 AKi(シド)、2025年を締めくくる...2025-10-25 -
「いじくりROCKS!」×「KIRITO CHANNEL」スペシャルコラボ配信決定 3年ぶりのト...2025-10-25 -
geek sleep sheep【tour confusion bedroom 2025】 ツアーファイナル渋谷CLUB Q...2025-10-25 -
MUCCの幻影バンド「La'Mucc」、初音源『Eyes』を11月5日にライヴ会場にて発売決...2025-10-25 -
世界を目指すグローバル女性メタルバンドZilqy、 デビューEP表題曲「Carry On」...2025-10-22 -
ゾンビと化したXANVALAのメンバーが襲いかかる。「ZOMVALA」、間もなく開催!!!2025-10-22 -
10月26日開催。ダークロックアイドルの神髄を見せつけるMy Criminal Lovers’ワン...2025-10-18 -
「芸達者」CHAQLA.が魅せた、浅草花劇場単独公演ライヴレポ2025-10-18 -
MUCC、Sadieのツーマン「Love Together EXTRA」ライヴレポ2025-10-15 -
vistlip、New Single「UNLOCKED」詳細発表。 新曲を携えたツアーまもなく開幕。2025-10-14 -
MUCC、最新ビジュアル公開! ニューシングル「Never Evergreen」のリリースイベ...2025-10-14
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
их Хорватии в Словакию
King Gnu / 『THE GREATEST UNKNOWN』
рейтинг хостингов 2016 в россии
Laputa / 『Virgin cry』
Ахуенно я ставлю тысячу звёзд...









