2018-10-31
umbrellaメンバープロデュースワンマン第二弾レポ
10月から12月にかけて、メンバーそれぞれがプロデュースしたワンマン・ライヴを行っているumbrella。
普段のワンマンとはまた一味違った彼らに触れられるライヴとして話題を呼んでいる中、第二弾となる【Case柊 「CONTACT US ASAP!!」】が10月25日にSHIBUYA REXで開催された。
ライヴはステージ上手に設置されたライザー上に柊が立ち、ギターで抒情的なメロディーを奏でるというイントロダクションに続いて、パワフル&エモーショナルな「叩けば誇り。」で幕を開けた。
別世界からやってきた異邦人のようなオーラを発して、ギターをかき鳴らしながらアンニュイな歌声を聴かせる唯。
長い髪と身体を揺らしながら、ファットなグルーブを紡いでいく春。
クールな表情と力強いドラミングの取り合わせが印象的な将。
そして、会場を見渡して笑顔も見せつつソリッドなギターワークを決める柊。
強い存在感を放つ4人が並び立った姿とタイトな爆音にオーディエンスのボルテージは一気に高まり、場内はスタートから熱気に包まれた。
その後は“尖り”とキャッチーさを兼ね備えた「掌ドロップ」や疾走感を押し出した「五月雨」、唯のクールなボーカルと春のグルービィなベースをフィーチュアした「月」などを相次いでプレイ。
ライヴが進むに連れて加速していく流れも、それに呼応して激しさを増していくメンバー達のステージングも本当に魅力的で、目と耳を奪わずにいられない。
また、今回のライヴは“柊のギターから始まる曲限定”という趣向だったため、曲が始まる前に柊が少し緊張感を漂わせてから曲が始まるシーンが多く、それがライヴのいいアクセントになっていることも印象的だった。
ライヴ中盤ではメロディアスな「微熱」や、スリリング&ハードなサウンドに客席がヘッドバンギングの嵐と化した「Frontier」、将のタイトなドラムと春のウネりに満ちたベースのマッチングが光る「ハイキ」などで幅広さを見せた後、スロー・チューンの「スロウレイン」を披露。
ライヴの場面転換としてバラードを聴かせるパターンとは異なり、ライヴが始まってから様々な楽曲を演奏していく中でメンバー達の内面に折り重なった想いが溢れ出たように感じさせる流れは実に見事。
抑揚を効かせて歌いあげる唯のボーカルはもちろん、バック陣が奏でるテイスティーなサウンドも聴き応えがあって、スロー・チューンでライヴ中盤のハイライトといえる情景を描いてみせたことに圧倒された。
アップテンポの「風穴」から始まったライヴ後半では躍動感とせつなさがない交ぜになった「Labo」や、ヘヴィなサウンドと唯の訴えかけるボーカルを活かした「内向的声明」、ハードネスに拍車をかけるように柊がホットな速弾きのギター・ソロを聴かせた「SCAB」などを畳み掛けるようにプレイ。
umbrellaが創りあげる世界観は翳りを帯びていながら、極端にウェットではないことが特徴といえる。
彼らならではの透明感を纏った憂愁感やハードネスは心地好さと強く気持ちを駆り立てる力を併せ持っていて、オーディエンスの熱気はどんどん高まっていき、場内は盛大な盛り上がりとなった。
メンバー・プロデュースのライヴというと企画色が濃い場合も多いが、今回の【Case柊 「CONTACT US ASAP!!」】は本編中はMCすら一切なく、ひたすら楽曲を聴かせる構成になっていて驚いた。このことからはumbrellaのメンバー達が、“いいライヴを見せること=ファンにとって一番嬉しいこと”と考えていることがうかがえる。
そして、それは絶対的に正しい。
今回のように、音楽に特化したピュアなライヴでオーディエンスを満足させた彼らは「さすが!」の一言に尽きる。
非常に観応えのあるライヴだっただけに、残り2本のメンバー・プロデュース・ライヴも、それに続く通常形態のワンマン・ライヴも本当に楽しみだ。
PHOTO:YOSHIHITO_SASAKI
TEXT:村上孝之
<LIVE情報>
【umbrella Member Produce OneMan】
■【Case将 「噛めば噛むほど味がある」】
11月25日(日)寺田町Fireloop 開場17:00 開演17:30 終演予定時間 19:30
【ライヴ内容】通常のバンド演奏+アコースティック演奏の2部構成ワンマン
【来場者特典】イベントライヴドラムカメラDVD(25分or30分ステージ)
【チケット料金】 前売り:2910 当日:4030 (ドリンク代別途)
【限定物販】 将デモ音源
【チケット情報】
A:イープラス https://goo.gl/7BNWfe ※発売中
B:バンド予約 umbrella.information@gmail.com
【入場順】 A→B→当日券
■【Case唯 「自論」】
12月23日(日・祝)池袋手刀 開場17:00 開演17:30
【ライヴ内容】唯の作曲した楽曲のセルフカヴァー、録画可能タイム有り
【チケット料金】前売り 3.000 当日:3.500 (ドリンク代別途)
【限定物販】唯 デモ音源(タイトル未定)収録曲数未定
【チケット情報】
A:オリジナル手売りチケット 物販で発売中
B:イープラス https://goo.gl/Juj9Ck ※発売中
C:バンド予約 umbrella.information@gmail.comにて受付中
【入場順】A→B→C→当日券
■危険因子〜東京アウトブレイク〜
1月24日(木) EDGE Ikebukuro 開場18:00 開演18:30
【出演】Mr.ChickenHat Timers、THE NOSTRADAMNZ、umbrella
【チケット料金】 前売:3500 当日:4000 (ドリンク代別途)
【チケット発売中】10月28日(日) イープラス https://goo.gl/fjEmtE
■危険因子〜大阪アウトブレイク〜
1月31日(木) 北堀江Club Vijon 開場18:00 開演18:30
【出演】Mr.ChickenHat Timers、THE NOSTRADAMNZ、umbrella
【チケット料金】 前売:3500 当日:4000 (ドリンク代別途)
【チケット発売中】イープラス https://goo.gl/GTRSZt
■■umbrella 9th anniversary All songs oneman【Chapter.8「全部」 】
2019年3月24日(日) 高田馬場AREA
OPEN 15:00 START 15:30
【チケット料金】前売4000円 当日4500円
※来場者に全曲解説DVD配布
【チケット先行受付】イープラス先行チケット http://ur2.link/MKoR
受付期間 10月26日(金)12:00~11月11日(日)18:00
入金期間 11月13日(火)13:00~11月18日(日)21:00
【チケット一般発売】12月1日(土)10:00~ イープラス http://ur2.link/MKoR
【入場順】e+先行チケット→e+一般チケット→当日券
umbrellaオフィシャルサイト http://xxumbrellaxx.com/
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新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
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ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者