2019-04-25
相谷麗菜(ex:ミライスカート/我儘ラキア)、Re:inA(レイナ)としてソロ活動をスタート
相谷麗菜と言えば、エレクトロ/はんなりポップを掲げたミライスカートのメンバーとして、愛らしい表情を魅力にアイドル活動をスタート。そこから、パンキッシュなアイドルユニット我儘ラキアへと転身。愛らしさを残しながらも、激しく観客たちを煽るステージングを見せていたように、当時は、彼女の隠れた一面が浮きでた姿へ嬉しい衝撃を覚えていた。
じつはミライスカート/我儘ラキアとして活動をしていたときにも、相谷麗菜の心の中には一つの感情が渦巻いていた。それが、「自分で作詞/作曲をしながら、相谷麗菜自身を投影した音楽を発信したい」という想いだった。その気持ちを抑えきれなくなった彼女は、「相谷麗菜としてアーティスト活動を行うため」昨年12月に我儘ラキアを卒業。あれから、しばし沈黙の時間が流れていた。
突然の発表は、4月4日に相谷麗菜のtwitter(https://twitter.com/aitani_reina)上で、衝撃的なヴィジュアル姿と共に発信された。それが、ソロプロジェクト[Re:inA](レイナ)としての活動と、4月24日(水)に4曲入りEP『HLGRM』(ホログラム)の配信リリースというニュースだった。
Re:inAが標榜した音楽は、エレクトロな要素を軸に据えたスタイリッシュでポップなスタイル。みずから作詞/作曲をし、ピアノの弾き語りやPCによる打ち込んだ楽曲を、Re:inAが信頼を寄せるサウンドプロデューサー/DJたちへ想い描くイメージを伝えながら渡し、アレンジしてゆく流れで形作られている。
キラキラと輝きを放つ様々な音の素材をコラージュした楽曲は、どれも深みを持って胸に届いてきた。その音楽へ親しみを覚えるのも、楽曲の芯を成すメロディがつかみを持っているから。でも、触り心地は温かいのに心へグサッと言葉が突き刺さるのは、歌詞へRe:inA自身が痛い心の闇と強い渇望など本音の数々をオブラートに包むことなく散りばめているからだ。ここからは、Re:inAの言葉を借りて、収録した曲たちの魅力をお届したい。
『Blooom〜ver.H31』
Re:inA 『Blooom〜ver.H31』は、Future Bassというダンスミュージックのスタイルを軸に作りあげました。この曲を作ったのが2018年初頭。当時はユニットのメンバーとして活動を続けながら、「どうやったら、もっと自分の個性を出せるのか」「わたしの個性とは一体何なのか」を考えることも多かった時期でした。その想いを突き詰めてゆく中、気持ちが塞ぎ込み、一人泣き明かす夜もありました。同時に、自分の弱い心に負けずに頑張ろうという想いもあったことから、「今のこの気持ちを歌詞や曲にして残そう」と作ったのが『Blooom〜ver.H31』でした。
歌詞の中へ、「このままじゃ終われないの」や「どんな人の人生だって あなたが主役だって教えてくれた」と記したように、折れそうな心へ自分でそう言い聞かせながら、当時のわたしがいたことを思い出します。
楽曲のアレンジを、前のユニット時代の楽曲の編曲もしてくださっていたKOHD from XYLÖZくんに「未来を感じれる明るいエレクトロな楽曲にしたい」とお願いをしたら、理想以上の形へ仕上げてくださったように、すごく気に入ってます。ちなみに、今回新たにKOHD from XYLÖZくんにアレンジもバージョンアップしていただきましたが、わたしの歌声自体は当時のままを使っています。
『Baby Crying』
Re:inA 楽曲を作ったのは、今年1月のこと。昨年12月にグループを卒業し、一人でやっていくと決めたものの、何から、どう手を付けてよいのかぜんぜんわからない状態へ陥ってしまい、「本当に一人でやっていけるのかな?」とすごく悩んでいました。わたし、自分で抱えられなくなることが生まれると投げ出したくなる性格。あの頃は「このまま歌を辞めたほうが楽になれる」と考えてしまう自分と、「歌を続けたい」と強く渇望する自分が両方心の中にいました。そんな心の弱いわたし自身に対して、「歌うことを辞めないでよ とても寂しくなるよ」と問いかける想いを残そうと『Baby Crying』を書きました。中へ"僕"と"君"が出てくるように、恋愛の歌のように聞こえるかも知れませんけど、『Baby Crying』はわたしがわたし自身へ歌いかけている内容として書いています。
この曲の編曲をKOHD from XYLÖZくんにお願いをしたのも、1年ぶりに一緒にやったらどんな変化が現れるのかを楽しみたくてでした。結果、エレクトロな要素を持った、お洒落なシティポップスへ仕上がったなと思います。
『Like a NEVERLAND』
Re:inA 大切な人と過ごす時間は、それがたった1時間だろうと特別な時間になる。そういう想いを歌詞に込めたのが『Like a NEVERLAND』になります。歌詞へ「黒い大人たちの中で生きる」と記したように、たとえ嫌な人たちがまわりにいたとしても、本当に味方でいてくれる人がいれば、そういう環境の中でさえも幸せを感じ取れる。そんな想いも投影しています。
中へ「僕の少年が呼び起こされる」と書きましたが、20代を越えたら、大人としてしっかりしなきゃいけないときってたくさんあるじゃないですか。だけど、ホンマに仲良い友だちや心許せる人といるときくらいは、無邪気な子供に戻って楽しめたらなぁと思うことが多いように、その気持ちも歌にしてみました。聞いてくれる人たちも、"君"を、その人が大切に想う人と重ねあわせて聞いて欲しいなと思います。
編曲を手掛けた福井一史さんは、ミライスカート時代にライブ制作を手伝ってくださっていた方です。この曲はピアノやギターの音色にこだわりたいな、という思いもあり、以前バンド活動をしていらした福井さんに楽器の音色などを相談しながら編曲をお願いしました。
『Re:minD feat.Yackle』
Re:inA 最初に思ったのが、「格好いい音楽をやろう」ということ。だけど、いきなり格好いいことをやろうと思っても難しい。そんな風に思い悩んでいるときに「結局楽しいが一番なんだよ」「とびっきり格好いいことをやってしまえ」という言葉が思い浮かび、バーッと書き上げたのが、ラップの要素も加えたこの歌でした。歌詞で韻を踏んでいるのも、わたしなりの遊び心を持った挑戦です。
作曲と編曲を手掛けたYackleくんは、わたしと同じ奈良県出身で、まだ18歳の子。同じ地元であり、とても才能を持っていることから共演したくてお願いをしました。
4曲入りEP配信のタイトルへ付けた『HLGRM』(ホログラム)とは、観る角度によって変わっていく図柄のこと。本人も、「今回収録した4曲は、どれも異なるジャンルのように、「じつは、こんなことを思ってたんや」など、聞く人によってわたしを観る目や捉え方が変わっていくと思います。わたし自身、作る以上は、その反響が良くても悪かろうと、とにかく印象に残る作品にしたかった。とくに歌詞は、聞く人の印象を気にすることなく自分が思ったままの言葉として書き記しました。まさに、聞く人次第でRe:inAというアーティストの見え方や捉え方にも変化が生まれる作品。なので、『HLGRM』と名付けています」と答えているように、揺るぎない軸を持ちながらも、様々な心の表情を歌詞と音楽に投影してゆくRe:inAを、この作品を通して感じてもらいたい。
5月31日(金)には、北堀江 club vijonを舞台に『HLGRM』のリリース記念となる主催イベント「prsm」の開催も決定している。最期に、改めてRe:inAの言葉を記そうか。
Re:inA Re:inAのどの楽曲にも、ホンマに思っていることを何もコーティングせずに、言葉も選ぶことなく、感じた想いのままに伝えています。何よりこの『HLGRM』というEPは、「一人で活動をしていく」と決めながらも悩み葛藤している気持ちや、「これからやっていく」強い決意など、楽曲に投影した音楽性も含め、Re:inAとしてやりたいことをしっかり伝えられた名刺変わりの1枚にも仕上がりました。ぜひ、一度耳にしてもらえたら嬉しいです。
ライブに関しては、数多く行うのではなく、1本1本のライブにこだわりを持ってやっていきたいなと思っています。もちろん大切なタイミイングのときには、こうやって今回のような主催イベントも開催していこうと思います。この日のライブに関しても、こだわりを持った企画を繰り広げますので、『HLGRM』を聞いて気になった方は、ぜひ足を運んでください。これからもわたしはRe:inAとして、ときにはDJねこさんとしても音楽を発信し続けていきますから。
TEXT:長澤智典
Re:inA twitter
https://twitter.com/aitani_reina
Re:inA Instagram
https://www.instagram.com/aitani_reina/
DJねこさん
https://twitter.com/dj_necosan
★音源情報★
4曲入りEP配信 [HLGRM]
2019.04.24(Wed)
1.「Blooom 〜H31」
2.「Baby Crying」
3.「Like a NEVERLAND」
4.「Re:minD feat.Yackle」
iTunes / レコチョク他で配信!
★LIVE情報★
Re:inA
【公演名】prsm (プリズム)
【日程】2019年5月31日 (金)
【時間】開場18:30 / 開演19:00
【場所】北堀江club vijon (大阪市西区北堀江1-22-3)
【料金】 ¥3,000 前売 ¥3,500 当日 別途drink代必要
【出演】Re:inA / 脇田もなり / DJ ねこさん / XYLÖZ / Yackle / and more...
【プレイガイド】4/6 10:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/2919220001-P0030001
DJねこさん
栗原ジャパンツアー 東京編
5月4日(土)
渋谷Star lounge
OPEN17:00 / START17:30
出演:栗原ゆう / メイビーモエ / 麻美ゆま / DJねこさん / and more...
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
их Хорватии в Словакию
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