2020-04-11

声優の速水奨が原作・プロデュースを手がけている『S.S.D.S.』、公開生放送の模様をレポート!!

声優の速水奨が原作・プロデュースを手がけている『S.S.D.S.』(スーパー・スタイリッシュ・ドクターズ・ストーリー)。長く愛され続けているこのシリーズが、楽天TV声優チャンネルを通し『S.S.D.S.』の初のTV番組化。「S.S.D.S.第1回TV診察会 桜吹雪でランランラン♪」と題し、4月5日(日)に記念すべき第一回目の放送をベノア銀座より生LIVE配信した。同番組は、5月末までの期間限定にて「楽天TV声優チャンネル」内で"見逃し視聴"も実施中。ここでは、当日の放送の模様をダイジェストな形でお届けしたい。

先にこの日の出演者を明記しておこう。

速水奨(Dr.HAYAMI)/堀内賢雄(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵)/松本保典(沢登達哉)/関俊彦(バウム・クーテヘン教授)/置鮎龍太郎(霧谷玲司)/高橋直純(新田和人)/佐藤拓也(時岡進太郎) /木村昴(那由多凱)/佐藤拓也(時岡進太郎)/野津山幸宏(実相院光太郎)/ 13号医局専属ナース:景山梨彩/ダンサー:華、みき/声の出演:中博史(中管制官)

豪華な面々が、「S.S.D.S.第1回TV診察会 桜吹雪でランランラン♪」を彩った。

冒頭から、いきなり暴走?

番組は、中管制官(中博史)とDr.HAYAMI(速水奨)による"始まりを告げる影アナ"を受け、そこへ先生たちも加わる形でスタートへのカウントダウンを告げた…のだが、そのカウントダウンが10000から始まったことへ先生たちが次々と突っ込みだす。

出演者たち全員による「スタート!!」の合図を受け、番組は、霧谷玲司(置鮎龍太郞)先生が「静寂なんてぶっとばせ!」を歌うライブパートから幕を開けた。勇壮な楽曲に乗せ、霧谷玲司(置鮎龍太郞)先生が凛々しい歌声を響き渡らせる。テーブル席では、ドクターたちが霧谷玲司(置鮎龍太郞)先生へ向けペンライトを振りながらエールを送っていた。

ライブを受け、舞台に先生たちが全員集合。各々が自己紹介。それぞれが名刺を見せながら「好きな桜」を語るときの、その人のキャラクターが見えるひと言にも注目したい。

ひと通り自己紹介を終えたところで、Joy 三郎記念セント、ラフォーレ病院院歌「白亜の迷宮」を出演者全員で斉唱。まるで、ゴスペルでも歌うように、銘々が身体を揺らし、手拍子しながら高らかに歌いあげていった。中には、那由多凱(木村昴)先生のように歌う振りをしながら若干遊んでいる方もいましたが(笑)。

そのまま、同シリーズでは名物になったラップ「ラジオ体操」を実相院光太郎(野津山幸宏)先生の歌声をリードに全員で実施。テンポの緩急が激しい体操のように、ドクターたちもにこやかな表情をしながらも、動きへついていこうと少し焦りぎみだったのもご愛嬌。

「診察会」では迷言?が飛びだせば、ステージドラマ「桜吹雪でランランラン♪ 前編」では予想外の展開へ…。さらにライブコーナーも!

番組は、Dr.HAYAMI(速水奨)に指名された人が、提示された「お題」についてトークしてゆく「診察会」のコーナーへ。
 「人生初の7歳年上の彼氏が出来ました。でも性癖があって、スク水姿や全身タイツ姿へさせようとします。スク水は良いけど、さすがに全身タイツ姿は…どうしたら良いでしょうか」の質問に、那由多凱(木村昴)先生が「受け入れたほうがいいと思う。拒否すると着れない服を着せるのに相手が興奮するから」「本当に着たい服を「これが苦手」と言って着る」などと問診。
「地元にデートスポットがない。良ければ先生方の地元のお勧めデートスポットを教えてください」の質問に対して、新田和人(高橋直純)先生が岩手県のことを。ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(堀内賢雄)先生が御殿場のことをなど、先生方が次々と返答。那由多凱(木村昴)先生がドイツの魅力を「ビールとソーセージ」と語ったところ…。
 「息抜きの仕方やリフレッシュ方法を教えてください」については、時岡進太郎(佐藤拓也)先生が「旦那さんを前に僕らを見ながらちょっと背徳感を味わってみては」とアドバイスをしていた。
 「10歳上の男性に恋をしています。その人と本の交換をしていく中、ピンクのハンカチに包んで恋愛の本を貸してくれました。これは脈ありでしょうか?」の質問について、「本だけに本当の恋」と突っ込みか登場するなど、リアルな相談がコミカルな展開にも…。Dr.HAYAMI(速水奨)も「恋をしようよ」とメッセージを届けてくれた。

続いて披露したのが、番組のメインとも言えるステージドラマ。まずは「桜吹雪でランランラン♪ 前編」としてスタート。

Dr.HAYAMI(速水奨)に「お花見」の誘いを受けた時岡進太郎(佐藤拓也)と新田和人(高橋直純) 。前半の物語では、道中に2人がきこりに変貌。手にしていた斧を池に落としてしまうが、池に住むヴィーナスが拾い上げ「落とした斧はどれ?」と問いただす昔話のパロディ風の展開へ。そこから、ヴィーナスの「池の底にある天国へ連れていってあげるわ」の言葉を受け、龍宮城に。2人は、美しい美女ならぬ美魚たちの接待を受ける、これまた昔話を現代のナイトクラブ風に置き換えた物語が繰り広げられてゆく。前半部の最後では、まるでRPGのように2人はとあるアイテムを手にいれ、次の世界へ進んでゆくのだが…。
物語の中、時岡進太郎(佐藤拓也)と新田和人(高橋直純)が東北弁訛り満載なトークを繰り広げれば、次々と登場するキャラクターたちの成りきりっぷりも、かなりの振り切りよう。
ヴィーナスのセクシーさ?や、龍宮城内ではカツオやアユ、タイ、メヒカリなど多数の美しい??人魚たちがギャル??言葉で会話を繰り広げてゆく。その様は、まるでオネエのやり取りを聞いているようで、笑いながらも目が離せない。時折混じるギャグも、なかなか冴えていた。
時岡進太郎(佐藤拓也)と新田和人(高橋直純)が女性にメロメロになっていく様にもリアリティがあれば、ヴィーナス(那由多凱(木村昴)の噛みまくったセリフへのアドリブでの突っ込みの数々も見どころだ。

ここからは、ライブコーナーへ。トップを飾った那由多凱(木村昴)先生は、バラードナンバーの「Fermata」を、込み上げる想いへ導かれるように熱唱。温かくも力強い歌声が、胸へダイレクトに刺さってきた。終盤に見せた情熱的な歌声に触れたときは、那由多凱(木村昴)先生へ抱かれているような気持ちさえ覚えていた。
歌のバトンは時岡進太郎(佐藤拓也)先生へ。彼も温かい歌声をはべらすように「if」を歌唱。切なさを抱いた声が、歌が進むごとに触れた人たちの切ない感情も掻き立ててゆく。愛しい人への想いを思い返すように歌う時岡進太郎(佐藤拓也)先生の姿にも、思わず見惚れてしまった。
このブロックの最後を飾ったのが、実相院光太郎(野津山幸宏)先生。彼は、激しく疾走する解放感満載なメロコアナンバー「キタミナミ」を熱唱。ダンサーたちを従え歌う姿が、まるで太陽のように輝く存在として見えれば、触れた人たちの心に、終始"楽しさ"と"熱い"エナジーを注ぎ込んでいった。

ドクター全員が「目を閉じた笑顔」を披露。ステージドラマ「桜吹雪でランランラン♪ 後編」では意外?な結末も…。最後には緩―い宴会トークも登場!

ふたたび、Dr.HAYAMI(速水奨)に指名された人が、提示された「お題」についてトークしてゆく「診察会」のコーナーへ。
「悩みが方言や訛りがひどいです。訛りは直したほうがいいのでしょうか」へ、シティボーイの実相院光太郎(野津山幸宏)先生と田舎育ちの新田和人(高橋直純)先生がトーク。「訛りは可愛いから出したほうがいいと思います」との回答へ落ち着いた。
「わたしは値段も見ずに衝動買いをして後で後悔します。どうすればいいでしょうか」の質問から、何故か「このメンバーで誰が一番衝動買いしてそうか」という話へ。そこから派生した、ドクターたちの衝動買い話の数々を楽しんでいただきたい。Dr.HAYAMI(速水奨)先生の「人は痛みを覚えて成長する」の言葉も名言だ。
「写真を撮るときに上手く笑えないし、半目や目を閉じてしまいます」と、時岡進太郎(佐藤拓也)先生ご指名の質問を受け、時岡進太郎(佐藤拓也)先生が「目をつぶってしまうんだったら、目をつぶってる笑顔を発明しちゃえ」と実践。さらに、ドクター全員が写真を映すときの「目を閉じた笑顔」を披露してくれた。
「これを見ている患者をセクシーに褒めてください」の質問へDr.HAYAMI(速水奨)が「よっ、いいじゃないか、好きだぜ」とクールでセクシーなヴォイスで褒めれば、そこへ他の先生たちがやんやと突っ込みも。

ここで、ライブコーナーが再開。情熱的なラテンのリズムに乗って「Viva La Fiesta」を、ブラディ伯爵(堀内賢雄)先生と沢登達哉(松本保典)先生がダンサーたちを従え情熱満載に熱唱。ダンディな香りを放ちつつも沸き上がる熱情した歌声へ、心が燃え立つ気分だった。
続く新田和人(高橋直純)先生は、気持ちを光で満たすように「glory days」を熱唱。その歌声に触れている間、ドキドキした心がずっと膨らみ続ければ、沸き立つ興奮に溺れそうな気分を覚えていた。間奏での切れ味の良いダンスやラップもセクシーだ!!
最後は、Dr. HAYAMI(速水奨)とバウム教授(関俊彦)がデュエットしたバラードナンバーの「未来の鼓動」へ。壮大かつピースフルなメッセージを詰め込んだ楽曲を、2人は想いを交わすように歌いあげる。その愛しい姿から目を、心を離したくはなかった。

ここからは、ステージドラマ「桜吹雪でランランラン♪ 後編」へ。旅?を続ける時岡進太郎(佐藤拓也)と新田和人(高橋直純)は、龍宮城でいただいた箱を開けたところ、おじいさん(時岡進太郎(佐藤拓也))と何故かおばあさん(新田和人(高橋直純))に変貌。そこへ、唐突に飼い犬のポチが現れ、「ここ掘れワンワン」を提示。ポチの指示通り地面を掘ったところ、出てきたのが"金"。そこへ、金の発掘を知った隣の家のどくたやきりこ婆ぁ、頭に花の咲いた花咲かじいさんとばあさんらが集まりだす。さらに、ヴィーナスや殿様などたくさんの人たちが集まりだし、またも喧々諤々な大騒動へ。最後には、ヒップホップの得意な、それまでポチに成り代わっていたゼウスまで登場。終盤には、花咲かじいさんとばあさんが枯れ木に花を咲かせながら…と、果たしてどんな結末へ落ち着いたかは番組をご覧になって欲しい。

みたびライブコーナーへ。そのまま先生方を従え、Dr.HAYAMI(速水奨)が「デオキシリボ助さん」を歌唱。途中には、実相院光太郎(野津山幸宏)先生と那由多凱(木村昴)先生によるラップも登場。みんなで同じ振りをしながら、宴を彩るに相応しい楽しさを描きだしていった。
最後に、新田和人(高橋直純)先生と実相院光太郎(野津山幸宏)先生が「刹那の英雄~2020Version」を熱唱。凛々しくイカしたステージングを描きながら、先生たちと一緒に熱を感じさせるステージングを描き、ステージ中にエナジーを滾らせていった。

  番組の最後に、先生方がテーブル席へ。そこで「乾杯」しながら、銘々でこの日の感想を述べながら楽しくエンディングを迎えていった。そこでの感想も見逃せない。Dr.HAYAMI(速水奨)の意外な発言も飛びだせば、時岡進太郎(佐藤拓也)先生と新田和人(高橋直純)先生によるネイティブな訛りでの会話など、感想話からトークがアチラへコチラに飛びかうように、何を語り合ったのかもお見逃しなく。

「S.S.D.S.第1回TV診察会 RakutenTV 声優チャンネル出張版」会員向けの番組では、ゲームを実施。

番組終了後には、「S.S.D.S.第1回TV診察会 RakutenTV 声優チャンネル出張版」の収録へ。こちらは「RakutenTV 声優チャンネル」会員向けの番組。
ここでは野津山幸宏さんを司会に、3つのチームに分かれ、2つの"ことわざ"をかけあわせた架空の"ことわざ"を作成。その"ことわざ"を用いながら患者のお悩みに答えてゆくスタイルでのゲームを実施。その答えが最も冴えていたグループが優勝という内容。
 Aチームが佐藤拓也、Bチームが高橋直純、Cチームが堀内賢雄をリーダーに対戦。「ついゲームの課金をしてします、どうすればこの欲望は抑えられますか」の質問について、Aチームは「痒いところに、目薬」、Bチームは「犬も歩けば、鬼も笑う」、Cチームは「肉を切らせて、医者いらず」の"ことわざ"を用いた回答をしてゆく…が、それぞれの迷回答ぶりや、そこへ突っ込む他のチームとのやり取りの妙味。そのうえで、どのチームが優勝したのかは、ぜひ番組でご覧になって欲しい。

先にも触れたように、番組は見逃した方のための放送も行なっているように、気になった方は、今からでもご覧になれますので。 


TEXT:長澤智典

見逃し配信日時: 5月末までの期間限定にて見逃し視聴可!
以下から、お願いします。

S.S.D.S. 第1回TV診察会 声優チャンネル出張版
https://tv.rakuten.co.jp/content/337216/#packid=257025


S.S.D.S.公式サイト
http://ssds-official.com/
S.S.D.S. twitter
https://twitter.com/ssds_official
楽天声優チャンネル
https://tv.rakuten.co.jp/content/257025/

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