2013-09-18
【D'ERLANGER】嵐のような爆音が渦巻いたツアーファイナル!
去る5月に発売された約4年半ぶりのオリジナル・アルバム『#Sixx』に伴う全国ツアー、『TOUR 2013 #Sixx』を7月から展開してきたD'ERLANGER。全15公演に及ぶ同ツアーの最終公演が、9月16日に東京・品川ステラボールにて開催された。
当日、台風18号上陸の影響により、関東近郊でも一部の交通網に麻痺などが生じていたため、開演時刻を遅延させるという措置がとられたが、夕刻には天候も穏やかなものに。しかしステラボールの館内には嵐のような爆音が渦巻くことになった。
当初の開演予定時刻だった午後6時をちょうど30分ほど過ぎた頃、場内は暗転。最新作の幕開けを飾っていたオープニングSEの「XXiS」がけたたましく鳴り響くと、ステージ上の配置に着いたメンバーたちが演奏し始めたのは「MY BLOODY BURROUGH'S POEM」。刺激度の高い官能的なグルーヴに支配された同楽曲から続けざまに披露された序盤の4曲は、まさに『#Sixx』での収録順そのままに並べられていた。アルバム完成当時に彼ら自身が抱いていた確信が、各地でのライヴを重ねてきた現在も揺らいでいない証拠だろう。
実際、アンコールも含めて約1時間45分に及んだこの日のライヴに、ツアー・ファイナルならではの具体的なサプライズは特に仕掛けられていなかった。もちろん小規模なライヴハウスなどでは不可能な照明効果による演出などは含まれていたものの、芝居がかった要素も皆無なら、懐かしい楽曲を通常以上に引っ張り出してくるようなこともない。言ってしまえば、今回のツアー全体を通じてセットリスト自体にも大きな差異は生じていないし、この夜もあくまで『#Sixx』を中心軸に据えながらのライヴが繰り広げられた。もちろん、久しくライヴで披露されていない過去の曲たちをもっと聴きたかったというファンも、なかにはいたことだろう。が、そうした人たちですらも、D'ERLANGERというバンドの今現在の充実ぶりというのを痛いほど感じせられることになったに違いない。
とにかくライヴ全体を通じて感じさせられたのは、やはり彼らの尋常ではない“バンド力"のすさまじさだった。“個"がそれぞれに際立っているうえに、それがぶつかりあったときに、D'ERLANGERでしか起こり得ない化学反応やマジックが発生するのだ。それを生で体感できる機会が今後しばらく得られそうにないのが残念ではあるが、このツアーで彼ら自身が得てきた確信と刺激が、どのように“次"に反映されることになるかが、今から楽しみでもある。
そしてこの夜、kyoの口からひとつ嬉しいニュースが届けられた。「気持ちのいいツアーだったので、今夜はパパラッチをいっぱい連れてきました」という彼の言葉に続いたのは、このライヴの模様を収めた映像作品が年内にリリースされるという朗報。そうした言葉通り、会場のあちこちにはカメラマンの姿が。現在のところ、このDVDのタイトル等は未確定だが、12月18日に発売を迎えることは決定に至っている。
「みんな、語ってください! 今夜のD'ERLANGERは最高だった、と」アンコールに応えてステージに再登場した際、kyoは、台風のために来場できなかったファンを気遣いながら、目の前のオーディエンスに向け、こんな言葉を発した。1日も早く、次の新音源やライヴに関する情報をお届けできることを願っている。
文・写真:増田勇一
■D'ERLANGER TOUR 2013 #Sixxセットリスト 9月16日品川 ステラボール
01.MY BLOODY BURROUGHS POEM
02.CAVALLARO
03.Beast in Me
04.My lips to overlip your lips
05.INCARNATION OF EROTICISM
06.月光
07.Crimson Crow
08.Candy in the shape of you
09.13段目の陶酔
10.PUBLIC POISON#09
11.柘榴
12.Dance naked,Under the moonlight.
13.IS THIS LOVE
<ENCORE>
01.Angelic Poetry
02.the end of eden
■リリース情報
DVD『D'ERLANGER/D'ERLANGER TOUR 2013 #Sixx(仮)』
2013年12月18日発売
WPBL-90265/¥6,300(税込)
2013年9月16日の品川ステラボール公演他を収録。
アルバム『D'ERLANGER/#Sixx』
発売中
【初回限定盤】(CD+DVD)
WPZL-30592/3/¥3,500(税込)
【通常盤】(CD)
WPCL-11413/¥3,000(税込)
D'ERLANGER オフィシャルサイトはコチラ
(OKMusic)
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
D’ERLANGER 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
気持ち悪すぎ。犯罪者