2013-10-15

【ギルガメッシュ】再出発を果たした1年ぶりのワンマンで全国ツアーを発表

 ギルガメッシュが、10月13日SHIBUYA-AXにて“ギルガメッシュ ONEMAN LIVE「G#」"を開催した。

 昨年末より表舞台に立つことなく、活動を休止していたギルガメッシュ。ワンマンライヴは、2012年10月に大雨の中で決行した日比谷野外大音楽堂での公演以来、実に1年ぶりとなる。ファンにとって、そしてライヴにひたすら飢えていたメンバー4人にとって、待望の一夜だ。もちろんチケットは早々とソールドアウト。超満員のオーディエンス達で溢れかえった会場は、開演前から異様なまでの熱気に包まれていた。また、今回の公演は台湾、香港、シンガポール、インドネシアの映画館との同時生中継を実施(タイ、マレーシア、メキシコ、ブラジルでの収録上映も決定)。かねてよりアメリカやヨーロッパなど、国外でライヴツアーを行ない、既に現地での支持も高いギルガメッシュ。今回のライブ・ビューイングは、そんな熱狂的な海外のファンの声に応えつつ、国内はもちろん、世界を視野に入れた活動を展開しようとしている彼らの意志の表われでもあるだろう。

 場内が暗転し、4人のシルエットが斜幕に映し出されると、会場全体にとんでもない熱量の歓声が響き渡った。ライヴは、まもなくリリースされる6thアルバム『MONSTER』の収録曲「Drain」からスタート。事前にニューアルバムの楽曲を披露することは告知されていたが、リリース前の楽曲を1曲目に持ってきたことからも、彼らにとってこのアルバムが自信作であることが伝わってきた。

 そこからライヴの鉄板ナンバー「お前に捧げる醜い声」へと、バンドの歴史を縦横無尽に駆け巡るセットリストが展開されていく。この日披露された『MONSTER』の収録曲は、前述の「Drain」や「antlion pit」「Resolution」「Another way」といった新曲4曲、そして、先行シングルとなった「INCOMPLIETE」や新アレンジとして洗練された「絶頂BANG!! -MONSTER ver.-」をプレイ。どの曲も世界水準のラウドサウンドであり、抜群の破壊力を誇るものばかり。また、活動休止中、自分達が鳴らすべき音楽を、向かうべき道を模索し続けた果てに生み出された、強い信念や確固たる意志を感じさせた。「自分達が納得のいく曲が出来るまで復活しない」という、血の滲むような彼らの執念が、見事に結晶化されたのだ。

 「活動を休止してて、壁にぶつかったり、葛藤したり、辛い時期があったんだけど、戻って来れたのは、自分を信じて絶対に諦めなかったからです。2013年10月13日、今日がギルガメッシュにとって再出発の日です。来年10周年を迎えるギルガメッシュを、これからもよろしくお願いします!」(左迅)

 去り際に“今日一番言いたかったこと"と前置きした後、客席に向けてノーマイクで「ただいま!」と叫んだ左迅。バンドの帰還を高らかに宣言したその一声に、オーディエンス達は惜しみない拍手と大歓声を送っていた。

 久々のワンマンを大盛況で終えたギルガメッシュは、いよいよ、11月27日に6thアルバム『MONSTER』をリリースする。本作はヨーロッパ、台湾での発売も決定。尚、初回盤には、このSHIBUYA-AX公演のダイジェスト映像も収録される。そして、“アルバムと同じ会場名"ということで、11月30日に高松MONSTERでワンマンライヴを開催。彼ららしいユニークなコンセプトだが、このライヴで『MONSTER』収録曲を全曲披露するとのこと。最新型のギルガメッシュの全貌を、最速で体感出来るプレミアムライヴになるだろう。そして2014年、10周年イヤーを迎えるギルガメッシュは、春にバンド初のベストアルバムをリリースすることを発表。4月からは待望の全国ツアーを敢行するなど、話題に事欠かないアニバーサリーイヤーになりそうだ。

 来年のトピックも多数発表され、期待に胸が弾むのだが、まずは6thアルバム『MONSTER』から。世界照準のギルガメッシュ・サウンドを、あなたの耳で、身体で堪能してほしい。

ライター:山口哲生


■アルバム『MONSTER』

2013年11月27日(水)発売
【初回限定盤】(CD+DVD)
XNDC-10060/B/¥4,725 (税込)

【通常盤】(CD only)
XNDC-10061/¥3,150 (税込)
<収録曲>
01. Intro
02. Drain
03. VOLTAGE
04. INCOMPLETE
05. 斬鉄拳 -MONSTER ver.-
06. antlion pit
07. Resolution
08. BAD END DREAM
09. Live is Life
10. 絶頂BANG!! -MONSTER ver.-
11. Another way
12. ALONE
<DVD 収録内容>
・2013.10.13 SHIBUYA-AX "G#" DIGEST


■ワンマンライヴ「MONSTER」

11月30日(土) 高松MONSTER


■「girugamesh 2014 tour "MONSTER" 」

4月01日(火) 渋谷CLUB QUATTRO
4月05日(土) 広島NAMIKI JUNCTION
4月06日(日) 福岡DRUM Be-1
4月12日(土) 長野CLUB JUNK BOX
4月13日(日) 新潟GOLDEN PIGS RED
4月19日(土) 札幌cube garden
4月20日(日) 仙台MACANA
4月26日(土) 松山SALONKITTY
4月27日(日) 梅田CLUB QUATTRO
4月29日(火・祝) 名古屋CLUB QUATTRO

ギルガメッシュ オフィシャルサイトはコチラ

(OKMusic)


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Доброго времени суток, коллеги! Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае. Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями, которые, надеюсь, будут полезны и интересны. Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими пейзажами. Кроме того, нельзя не отметить Запретный город в Пекине — истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей. Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации и наполняют невероятной энергией путешественника. В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то особенное: от бурлящих мегаполисов до мирных старинных деревень. А как вы считаете? Какие места в Китае создали на вас самое сильное воздействие? Будет интересно услышать ваше мнение и рассказы! их Хорватии в Словакию