2013-03-21
【OLDCODEX】媚びない、変わらない、大人になってる場合じゃない!

昨年10月7日に赤坂BLITZで行なった熱狂のステージを収録したDVD『OLDCODEX Live DVD “CATALRHYTHM” Tour FINAL 2012.10.7 AKASAKA BLITZ』が発売。ギター、作曲など楽曲の多くを担ってきたR・O・N最後のステージについて話を訊いた。
──赤坂BLITZのライヴはR・O・Nさん在籍時最後のステージということで、ひとつ区切りを付けたものになりましたね。
Ta_2「そうですね。例えば、小説で言う第一章が終わったみたいな感覚でいてもらえたらと思います。」
YORKE.「その日は、R・O・Nの脱退がまだ公表されてなくて、でも俺らは知ってる状態でライヴをやってたんです。だから、俺らとしては複雑な状態だったけど、それをお客さんには感じてほしくなかったし…いいかたちで区切りを付けることができた…でも、それはこうして第二章が良いかたちで始まることができたから、そういうふうに思えるんだと思うし。」
Ta_2「本当なら、アルバムを作るのにR・O・Nがいなくてどうしよう?ってなったと思うけど、いつも俺らをサポートしてくれていたミュージシャンやスタッフがたくさん手伝ってくれたし。オーディエンスも知らないところで俺らを支えてくれてた。それによって良いリスタートを切れたのは、本当に偶然のような出来事であると思っています。」
──ライヴが終わった後は、どんなふうにすごしたのですか?
YORKE.「楽屋でTa_2とふたりきりになった瞬間があって。その時はちょっとクるものがあって、たまらず部屋を出ました。無事に終えてホッとしたのもあったし、込み上げてくるものがあって、Ta_2とふたりでいたら泣いちゃいそうで、“ヤバイ、無理無理”って(笑)。その瞬間かな、これからふたりでやっていくんだという気持ちが一気に加速したのは。」
Ta_2「俺はYORKE.が出ていった後、ひとりでちょっとだけ泣いた。片眼から一粒だけ涙がこぼれた。」
──今回DVDであの日のステージを改めて観て、どんなことを思いましたか?
YORKE.「正直最初は、このDVDは観れないって思ってたんです。気持ち的に区切れてないような気がしていたし。でも、いざ観たら、すげえいいライヴしてるなって思った。ただ、自分がすげえ頑張ってて、ちょっと引いちゃったのもあるんだけど(笑)。緊張感とか不安とかがあって、それであんなに頑張っちゃったんだと思うけど、あの時はそれが良い方向に出てたんだと思う。確かにメンバーの脱退はネガティブな要素を含んでるけど、それをポジティブに変えようというパワーがものすごかったなって。それは今後も持ち続けていかなきゃいけない気持ちだと改めて感じました。まあ、自分では恥ずかしすぎて、あまり観たくないんだけど(笑)。」
Ta_2「ちゃんと『CATALRHYTHM TOUR』の時にしか出せないもの、今出そうと思っても出せないものが、しっかり出せてるなってすげえ思いました。今後はそれを超えていかないといけないわけで、ハードル高けえな?って(笑)。」
──今後は毎回このクオリティーを目指すと。
Ta_2「この時は踏ん張ってそれを出していたから、ナチュラルに出せるようにならないといけない。そういう部分では、変に大人になってる場合じゃねえなって。こういうがむしゃらになってる自分とか、その時の熱量をちょっと忘れちゃってた自分がいるなって気づかせてもらいました。」
YORKE.「ふたりが抱えているものは大きかったけど、それを決してお客さんには押し付けないというスタンスを貫けたのは良かったよね。媚びないっていうか。もしライヴの前にR・O・Nの脱退を発表していたら、お涙ちょうだいになったかもしれなくて、それをやらないとみんなで決めたことだし。これから背負うものはもっと大きくなるけど、それをポジティブなものに変えていく…今後は、もっとクールに、でもあの時以上の熱量を持ったステージを展開していかないといけない。」
──現在のツアーでは、気持ちに変化は?
Ta_2「う~ん…変化って言うと、前の状態から変わってしまったみたいで、あまり適切ではない気がする。例えば、打ち込みの曲でバックコーラスを流す時、そこにはR・O・Nの声も入ってて、彼の想いや熱量も込められている。そうしたある種の残像なのか、欠片なのか分からないけど、それと一緒に今もやってる感覚です。だから、変な言い方だけど、2.5人みたいな(笑)。」
取材:榑林史章
(OKMusic)
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