2015-07-07

BACK-ON、パリ開催『JAPAN EXPO』で4,000人の観客を魅了

BACK-ONが7月2日~5日にフランス・パリにて行われた、世界最大級の日本ポップカルチャーイベント『JAPAN EXPO』への出演を果たした。

昨年24万人が訪れた『JAPAN EXPO』。今年はVAMPS、藍井エイル、でんぱ組.incなど錚々たるアーティストが名を連ねた。

BACK-ONの出演時間が近づくと会場には続々と人が集まり、ライヴの始まりを今や遅しと待ちわびるファンで溢れた。そこに無音のまま登場したメンバー。堂々とした佇まいからは、世界各国で数々のライヴを経験して得た自信を感じさせる。そして激しいドラムのリズムが鳴り響き、楽器が徐々に重ねられ「STRIKE BACK」から勢い良くライヴはスタートした。

たたみ掛けるように「INFINITY」、「flyaway」とアップテンポの楽曲を連投。1曲終わるごとに悲鳴のような歓声が鳴り響き、どこからともなくBACK-ONを呼ぶコールが巻き起こった。

TEEDAは「俺達が日本のBACK-ONだ。まだまだいけるだろう?」と英語でMCをはさみ、コールされたタイトルは「セルリアン」だ。ギヤを緩めること無く駆け抜けるライヴに、飛び跳ね、手を上げ、声を出す汗だくのオーディエンス。その表情は皆笑顔にあふれていたのが印象的だ。

メンバー紹介の中、TEEDAはフランス語で「フランスの女性はキレイですね。僕の彼女になりませんか?」と言い、会場からは女性の悲鳴と笑いが。更にはKENJI03はドラゴンボールでお馴染みの「かめはめ波」を大声で放つと、会場のファンも大声で「波ー!!!」と声を上げた。遊び心溢れるメンバーのキャラクターが全開に出た一場面だった。

後半戦はライヴの定番楽曲「Butterfly」で手を振りジャンプし、続けて今やBACK-ONのアンセム的楽曲となった「ニブンノイチ」を歌い上げた。ライヴのラストは世界中で何度も最大のグルーヴを生み出してきた「Departure」を演奏し幕を下ろした。

大合唱と共に飛び跳ねる会場を見ていると、ここがパリである事を忘れてしまう。更には言語の壁なども忘れてしまう。ライヴを通した圧倒的なコミュニケーション能力が、全てを超えて世界の音楽ファンを魅了する理由なのだろう。

そして、ライヴ終了後に飛び込んできた「入場規制」という言葉。BACK-ONのライヴは会場のキャパ4,000を埋め、なんと更には会場の外に約1,000人のファンを待たせる状況だったのだ。結果、2015年度の『JAPAN EXPO』にてBACK-ONはNo.1の動員数を記録した。

今後BACK-ONは7月23日〜26日にアメリカ・ボルチモアにて開催される『OTAKON MATSURI』にヘッドライナーとして出演することが発表されている。北米最大級のイベントにて次はどの様なパフォーマンスをするのか。世界中から注目が集まっていることは間違いないだろう。

■「リザレクション」リリックビデオ


■「Dear Me」リリックビデオ


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