2016-01-18
Gacharic Spin、ヒステリックパニックらが『ビクターロック祭り』番外編で熱演
2月14日に行われる『ビクターロック祭り2016』の番外編となるイベント『Dog Run Night vol.1』が、1月14日と15日の2日間にわたって、東京・下北沢GARDENにて開催された。
“国内のロックアーティストのフレッシュな息吹を感じてほしい”という趣旨のもとにスタートした本イベント。その第1回目となった今回の公演には、2日間で計6組におよぶ新進気鋭のアーティストが出演し、その勢いを見せつけた。
■DAY 1(1月14日『Dog Run Night vol.1 plus』)
トップバッターとして登場したのはSHE'S。2011年に結成された、大阪出身の4人組ピアノロックバンドだ。 日本語詞と英語詞が絶妙に混ざり合う美しいナンバー「Night Owl」でスタートを飾ると、2月3日にリリースする最新ミニアルバム『She'll be fine』からの新曲「Un-science」や「Evergreen」など、爽快なパフォーマンスで観客を沸かせながら、コール&レスポンスを楽しむ場面も見られた。 その後のMCで井上が「今日は、雨のパレード、LILI LIMITと、新しい時代を作っていく同世代の3バンドでこうして集まってライブが出来ることを誇りに思っています。今年は僕、厄年なんですけど(笑)、そんなこと関係なく“自分の年"にしたい」と新年への決意を口にしたところで、ラストナンバー「Voice」へ。「SHE'Sでした!ありがとうございました!」と客席へ深々一礼し、ステージを去っていくメンバーに、止むことの無いあたたかな拍手が贈られた。
続いて、スタイリッシュな衣装を身に纏いステージに現れたのは、山口県で結成され、現在は福岡から東京に拠点を移して活動中の男女5人組バンド・LILI LIMIT。Vo.牧野の「『ビクターロック祭り番外編』二番手、LILI LIMITです!よろしく!」の一声で始まったのは、サビでリフレインされる「アニュマニデイズ」のフレーズが印象的な「Girls like Chagall」。自身の代表曲とも言えるナンバーだ。「みんな、まだまだ行ける?」と観客を積極的に煽りながら、疾走感あふれる「h.e.w」から、「Boys eat Noodle」へと繋いでいく。この「Boys eat Noodle」は、元々ファンからの人気が高いクールなナンバーで客席からは「待ってました!」と言わんばかりの歓声が沸き起こった。「zine line」をしっとりとパフォーマンス。ラストは最新作からの先行シングル曲「Festa」。心地よいリズムとコーラスを楽しむフロアに、「ありがとうございました!またヨロシクお願い致します!」と丁寧なあいさつを残し、ステージを後にした。
この日のトリを務めたのは、雨のパレード。サウンドメイキングや演奏を手掛ける4人に加え、ファッションデザイナーやペインターなど音楽以外の活動を担う3人もメンバーに含まれているという、まさに“五感で感じさせる”ロックバンドである。今年2月からスタートする『スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2016』への抜擢、さらに3月にはビクター・SPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューすることも発表し、注目度が高まっている。 そんな彼らが1曲目に選んだのは、「epoch」。ステージ上で発された言葉はVo.福永の「雨のパレードです。どうぞよろしく」というごくシンプルな一言のみで、「揺らぎ巡る君の中のそれ」や「10-9」と畳み掛け、昨年のアルバムの表題曲でもある「new place」へ。ミラーボールやストロボが煌めく中、フロア全体を幻想的な世界へと変えて行く。インディーズ最後のシングル「Tokyo」を披露。現在の彼らを象徴するような、郷愁溢れる旋律と歌詞に、オーディエンスも最後の一音に至るまで真剣な表情で耳を傾ける。最後は「ありがとうございました、雨のパレードでした」と静かに挨拶し、ほぼMC無しで純粋に楽曲を届けるという彼らならではのスタイルで、イベントのラストを飾った。
■DAY 2(1月15日『Dog Run Night vol.1』)
2日目のスタートは、ヒステリックパニックによるライブアクトから。昨年メジャーデビューを果たし、活動拠点の名古屋に留まらず全国にその名を広めている5人組バンドだ。メジャーデビューシングルとして昨年発表した「うそつき。」でライブをスタートさせると、早速モッシュ&ダイブがフロアのあちこちで巻き起こり、いきなり会場のテンションは最高潮に。とも(Vo.)の「2016年暴れ始め!下北、みんなで飛び跳ねろ!声あげろ!」という更なる煽りに、観客も負けじと手を高く挙げて応える。メンバー、客席共にヘッドバンキングする激しい光景が繰り広げられた「スイーツダンス」の後は、「ファッキンホット」「masquerade」と、観客とコミュニケーションをとりながら、アッパーなナンバーを次々に繰り出し、「今日のイベントは『Dog Run Night』だけど、俺は犬より猫が好き!」と叫び「ねこ地獄」へ。「今日みたいな“異種格闘技戦”のイベントの時は、正直どんな雰囲気になるかわからなくて不安もあったんだけど、みんな音楽大好きな人達ばかりで、こんなに楽しいライブになって良かったです」と笑顔を見せると、観客からもあたたかい拍手が贈られた。そして再び激しいナンバー「ライジングさん」。「踊れー!」の声に合わせて、フロアにもサークルモッシュが発生する中、メンバー・観客一体となった大合唱で、最初から最後まで会場を興奮の渦に巻き込んだまま、そのエネルギッシュなステージを締めくくった。
続いては、演奏、楽曲だけでなくデザインや映像など全てを自身のチームで制作を手掛け、ステージメンバーと裏方メンバーも含めたクリエイター集団として活動中のXmas Eileen。「お待たせ!Xmas Eileenです。最後まで一緒にぶっ飛んでいけますか?」と観客へ投げかけ、最初のナンバー「Kiss me Kill me tonight」へ。「みんなでダイエットしませんか?」の煽りから、「Escape to Paradise」「FATE」とアグレッシブなナンバーを続けた後は、「『ビクターロック祭り番外編』なんて会社の冠が付いたイベントに僕らみたいなカスを呼んでくれるなんて、多分ビクターはバカなんでしょうね(笑)でも、自分達が進むべきメジャーという道に、そういう人達がいてくれることを嬉しく思います。みんなのおかげで、普段ならクソつまらん金曜日が楽しい一日になりました。ありがとうございます!」と独特のMCで会場の笑いと拍手を誘い、「No justice in this world」、更にレゲエの要素も盛り込んだ「March」ではファンと一緒にタオルを回して一体感を生むなど、多彩なステージングを見せた彼ら。ラストナンバー「Love the life, you live」で大興奮のライブは終幕。「またお会いしましょう!ありがとうございました!」と丁寧にあいさつしながらも突如客席に水をかけるなど、ステージを後にするその瞬間まで、オーディエンスを楽しませた。
2日間にわたるイベントのラストを飾ったのはGacharic Spin。多数のメンバーが楽器講師の経験を持つほどの実力派で、その幅広い音楽性や各メンバーのイメージカラーを基調としたド派手なビジュアル、そして常に全力投球のパフォーマンスが話題を呼んでいる。いきなりパワー全開で登場すると。FチョッパーKOGAの「ビクターロック祭り番外編、Dog Run Night!ぶっ飛ばしていくぞ!」と叫ぶと、昨年リリースしたアルバムのタイトルナンバーでもある「MUSIC BATTLER」を披露。観客も拳を突き上げてステージにパワーを届ける。パフォーマー2人のフラッグを用いたクールなダンスと、光る手袋を用いた振り付けが印象的な「夢食いザメ」や続けて披露した「赤裸ライアー」では一転、はな(Vo.&Dr.)の力強いドラミングとボーカルを中心に、激しくもクールなパフォーマンスで会場を魅了する。「ダンガンビート」を披露し、ステージを後にすると鳴り止まぬ「ガチャピン」コールに応え、再び登場したGacharic Spin。アンコールでは、会場一体となって“5分間一本勝負"のもも上げランニングを行う、彼女たちのライブでは恒例のナンバー「WINNER」を、ヒステリックパニック、Xmas Eileenのメンバーと共に全力パフォーマンス!最後は「これだけでは終われませんよー!みんな踊れるよね?」と、こちらも恒例の「GS Gacha 2012」の振り付けを全員で踊り、この日の出演者・観客の心を一つにしたところで、2日間にわたるイベントに幕を閉じた。
なお、2月14日に幕張メッセ国際展示場にて開催される『ビクターロック祭り2016』でのGacharic Spin、ヒステリックパニックが出演する『ROAR STAGE supported by Eggs』への出演権をかけたオーディション『ワン!チャン!!』の2次ライブ審査は1月23日に渋谷チェルシーホテル、1月24日に心斎橋Live House Pangeaにて行われるのでこちらもチェックしてみよう!
photo by 緒車寿一
■『ROAR STAGE supported by Eggs』オフィシャルHP
https://eggs.mu/project/one_chan
■雨のパレード オフィシャルHP
http://amenoparade.com/
■SHE'S オフィシャルGP
http://she-s.info/
■LILI LIMIT オフィシャルHP
http://www.lililimit.com/
■Gacharic Spin オフィシャルHP
http://gacharicspin.com/
■Xmas Eileen オフィシャルHP
http://xmaseileen.com/
■ヒステリックパニック オフィシャルHP
http://www.hystericpanic.com/
■『ビクターロック祭り2016』
2月14日(日) 千葉 幕張メッセ国際展示場
出演:Awesome City Club/Gacharic Spin/くるり/go!go!vanillas/サカナクション/SAKANAMON/THE BACK HORN/THE BAWDIES/サンボマスター/DJダイノジ/DJやついいちろう(エレキコミック)/Dragon Ash/ヒステリックパニック/藤原さくら/レキシ
【関連リンク】
『ビクターロック祭り2016』オフィシャルHP
ヒステリックパニック、ツアー最終公演でニューシングル発売&東名阪ワンマンツアー開催を発表
Gacharic Spinのリリースイベントにちっちゃいおっさん登場
Xmas Eileen、聖なる夜のステージで来年4月にミニアルバムリリースを発表
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
их Хорватии в Словакию
King Gnu / 『THE GREATEST UNKNOWN』
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Laputa / 『Virgin cry』
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