2016-02-29

真空ホロウ、2016年初となるバンドワンマンで迫真のステージを披露

真空ホロウが2月25日、ワンマンライブを渋谷WWWで開催した。

2015年7月からソロ活動を本格的に始動させ、ライブではアコースティックやバンド編成、他アーティストとのコラボなど精力的に敢行。そのなかでも、今回は今年初のバンド編成でのワンマンということもあり、多くのオーディエンスが駆けつけた。

ステージはバックと床を白一色に統一。暗転し、まずサポートメンバーの高原未奈(Ba.)、Yuumi(from FliP/Dr.)、西村奈央(Key.)がステージと同じく白い衣装で登場。最後に全身を黒で統一させた松本明人がステージに現れ、初の紅一点ならぬ“黒一点"でのステージに臨んだ。

1曲目を飾ったのはファンにとってもなじみ深い「闇に踊れ」。アグレッシブなサウンドが一気に会場を温め、 「カラクロメイロ」「シンデレラコンプレックス」「虹」とロックチューンが続く。松本が「真空ホロウへようこそ」とお決まりのセリフで迎えると、会場は大きなクラップでそれに応えた。

「どうか最後までこの部屋の中で思いのままに楽しんでいってください」と松本が告げると、「マイ・バスティーユ」へ。「ゲシュタルト」「ひかりのうた」とミディアム~スローなナンバーが続き、一つひとつの言葉を会場に届けるかのように優しく、そして力強く歌いあげた。

メンバー紹介からの4人のセッションで一体感を見せたあとは、昭和の切ない雰囲気を色濃くまとった「Tokyo blue bug」と未発表曲「陽炎」へ。ギターを置いた松本は、登場人物になりきるかのように全身で歌の世界観を表現。続く未発表曲の「ドリップ」ではジャズテイストの心地よいリズムに身を委ねる会場に4人の音の存在感もさらに強まり、圧巻のステージを魅せた。

MCでは、サポートメンバーの女性陣について「演奏になると男性よりも男性らしくて、僕を引っ張ってくれました。これからやる曲は僕の男らしさを見せるチャンスです(笑)」と称賛。松本の男らしさにオーディエンスの期待高まるなか、ライブもいよいよ終盤へ。「ホラーガールサーカス」「バタフライスクールエフェクト」「アナフィラキシーショック」とアグレッシブなナンバーで攻め、申し分のない“カッコよさ"を見せつける。そしてラストは「MAGIC」へ。「声に出しても、心で思っても、体で表現してもいいです。一緒に歌いましょう。」松本の声に歓声があがり、コーラスでは会場全体で大迫力のシングアロング。どこまでも突き抜けるようなメロディーと歌声に会場は揺れ、躍動感にあふれたステージで本編は幕を閉じた。

アンコールでは、新曲を惜しげもなく立て続けに披露。「最果て」「執着地点」「炸裂メインストリーム」「サクラ・テンダー」を会場に届けた。この新曲たちが今後どのように育っていくのか。そんな温かな期待を寄せずにはいられない、あっという間の2時間だった。

なお、今回のライブの模様は3月25日まで視聴が可能。そして、会場限定CD『Torch.2』が、4月1日より開催の Acoustic Tour 2016『真空歩廊展 -第一回-』から販売されることが決定している。

Text by 矢作綾加
Photo by 高田真希子

■真空ホロウ "真空パックvol.10" 視聴ページ
※視聴期間:3月25日まで
https://live.line.me/r/channels/478/broadcast/1978

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