2016-09-02
MeteoroiD、過去最高動員のワンマンで熱狂のステージを披露『お前等の居場所はここだ!』

9月1日 高田馬場AREAにて、MeteoroiDのワンマンライヴ『居場所の啓示』が開催された。
4月に新たなコンセプト《平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。》を打ち出し、「世の中、そしてヴィジュアル系シーンの歪みや鬱屈を一層しよう」という思いを込めて走り出したMeteoroiD。「9月1日の公演では、MeteoroiD史上最高動員を目指す」という目標を掲げ、会場限定シングルを発売し、積極的に対バンイベントへ参加。更には初の海外公演も成功させた。この日のライヴはそんな彼等の2016年の夏の集大成が、なりふり構わない全力の力で叩き付けられるような内容となった。
『お前らの“居場所”はここだ!』という幻鬼(Vo)の叫びと共に、ライヴ本編は最新メンヘラお祭りナンバー「世界は私を嫌ってる」で幕を開けた。グッズの扇子をもちいた振り付けで踊り、会場のテンションは初っ端から一気に上昇。間髪入れずに人気曲「Mr.famous」を投下して、モッシュでフロアが大きく揺れる。
その後も、初期の代表曲「GEMINI」や、最新シングル曲「めんへら輪舞曲」など、新旧問わずアッパーチューンが次々披露された。この日の彼等は、演奏もパフォーマンスもいい意味で必死だったことが印象的だ。全力でコーラスするraL(B)、『今の2倍声出せ!』とフロアに吠える幻鬼……。カッコいい曲をカッコいい音で、目の前のファンに全力で届けることに死ぬほど一生懸命だった。セットリストすら、新曲から初期の名曲まで、バンドの全てを振り絞った全力試合だ。
中盤のセクションでは手を品を変え、これでもかと“魅せる”ステージを展開。暗転したステージでバンドサウンドが絡みあうなか、『君を眠りの森へ……』というランタンを持った幻鬼の囁きから、ライトの光が一気に広がる演出が劇的だった「いばら姫」。シーケンスのピアノサウンドやコーラスが壮大なミディアムナンバー「黄泉の風」。幻鬼が拡声器を使い、まるでプロパガンダのようにファンに敬礼を呼びかける「背徳者に敬礼を」など、「ヴィジュアル系が好き!」と言い切る彼等ならではの、目からも耳からも心を揺さぶるパフォーマンスが続く。
『今日はご来場頂きありがとうございます! ここらで会場の皆さん、一つになろうと思うんですが、いけますよね!? 後半戦もぶっとばしていこうぜ!』と力一杯叫ぶraLと朋夜(Dr)に煽られて会場がコールアンドレスポンスで一つに。後半戦一発目はMeteoroiDの初期代表曲「DIVER」だ。快心の笑みでギターをかき鳴らすマチ(G)、幻鬼にマイクを向けられはにかむ帝(G)、疾走感溢れるメロコアナンバーのなかで、会場に多幸感が満ちた。
『お前等がここにいることを証明しろ!』(幻鬼)。本編ラストは名曲「リトルボーイ」。疾走するバンドサウンドに祈るように歌い上げる幻鬼の声が重なった。《背負って行くと決めたからキミと共に キミが君でいられるように そう願うよ》同曲ラストの歌詞が、まるでこの日のこのライヴの為に書かれたもののように突き刺さったのは筆者だけではなかったはずだ。
アンコールパートでは、今日のライヴが終わるのを惜しむようにたっぷり6曲が披露された。メンバーが学ラン風の新衣装に着替えて登場し、黄色い歓声が上がる。そして、9月1日が誕生日のマチに、ファンとメンバーからバースデーサプライズが贈られる場面も。『俺、こういうの弱いんだよ……』と、マチが目を潤ませる和やかな雰囲気のなか、MCでは注目の“過去最高動員”へのチャレンジの話が上がった。
『今日の目標である、“過去最高動員”ですが……達成することができました! 皆さんのお陰です。ありがとうございます」(幻鬼)。嬉しい知らせに、ファンから歓声が上がる。2016年の夏を誰より全力で駆け抜けたMeteoroiDの願いは、ちゃんと届いていた。
『2017年、MeteoroiDは挑戦します。ツアーでは全ての会場で過去最高動員を達成したいです。アンコールでも過去最高の盛り上がりを見せてもらえればと思います!』(幻鬼)。真摯な言葉でMCを締めくくり、アンコール一発目は「オトギリソウ」。ファンは扇子を持って踊り、メンバーは笑顔を交わしてステージを縦横無尽に暴れ回って、フロアの熱は瞬く間に再沸騰した。
MeteoroiDの新たなアンセム「平成の“ヤミ”をお掃除しましょう」では、ファンのシンガロングが会場を包む。《居場所がほしい 必要とされたい 生きる意味がほしい》英語で“流星の元になるもの”がバンド名の由来のMeteoroiD。「例え宇宙のチリだとしても、一瞬でも輝ける場所があればいい」という思いを持って結成した彼らと、そのファンが輝ける場所は、やはりこの空間なのだ。
『居場所の啓示。お前等の居場所はここだ! 高田馬場AREA! 一緒に心中しようぜ!!』(幻鬼)。ラストはキラーチューン「呪殺」。『ちょっとでも動きたいヤツは前に来い! 後ろにいたいヤツは息もするな! あと3分やるから死ぬぞ!』という幻鬼のはちゃめちゃな呼びかけでフロア前方に密集にしたファンが、はちゃめちゃに盛り上がって幕を閉じた。
MeteoroiDは12月に『MeteoroiD 東名阪仙 無料ワンマンツアー「脱皮」』を開催。さらに、会場によって収録曲が異なる限定シングル「本当の私」の発売も決定している。また、各会場では購入者対象のアウトストアイベントを開催。2017年にはミニアルバム『83』を開催と、2016年、そして2017年もMeteoroiDは全力で駆け抜ける。彼等が作り出す“ファンとバンドが流星のように輝ける場所”の眩しさは、これからも更に増していくのだろう。MeteoroiDから今後も目が離せない。
Photo by shimadamasafumi
text by 高崎光
■【セットリスト】
SE
1.世界は私を嫌ってる
2.Mr.famous
3.GEMINI
4.めんへら輪舞曲
5.chocolate
~BGM~
6.いばら姫
7.黄泉の風
8.背徳者に敬礼を
9.脈時計
10.DIVER
11.この愛を手放せば自由だろう
12.慟哭の間
13.リトルボーイ
~アンコール~
14.オトギリソウ
15.racrimosa
16.BALLERINA
17.平成の“ヤミ”をお掃除しましょう
18.anticlockwiseの心臓
19.呪殺
■MeteoroiD 東名阪仙 無料ワンマンツアー「脱皮」
12月15日(木) 仙台spaceZero
12月18日(日) 名古屋MUSICFARM
12月19日(月) 心斎橋VARON
12月23日(金・祝) 池袋RUIDO K3
■ミニアルバム『83』発売記念ワンマンツアー
2017年
3月05日(日) アメリカ村Clapper
3月11日(土) 仙台SpaceZERO
3月19日(日) HOLIDAY NEXT NAGOYA
4月02日(日) 渋谷REX
※詳細は後日一斉解禁!
【関連リンク】
MeteoroiD オフィシャルHP
MeteoroiD、東名阪仙無料ワンマンツアー『脱皮』開催!
MeteoroiD、リリース発売記念ミニワンマン『83祭り』で"渋谷のヤミ"をお掃除!
MeteoroiD、初のアメリカ公演は大盛況で幕!8月3日のヤミの日に進化した彼らが再び日本のステージへ!
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
1つ前のコメントの方へ
「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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