2016-09-30
ViV、ワンマンライブを開催。KISSはバレないほうがスリリングだが、熱狂は一緒に味わってこそダイナミックに膨らんでゆく
9月22日(木祝)に新宿RUIDO K4を舞台に、ViVがONE MAN LIVE「Typhoon Night Fever 2016」を行った。
「イこうかTOKYO!!」。激しく唸りを上げたギターの音へ導かれるように、沸き上がる感情へ喜びを覚えるようライブは『Scarred.』からスタート。雄大なスタジアムロックナンバーを、彼らは狭い空間の中へぶつけてゆく。その迫力に、観客たちも思いきり感情が触発されていた。
勢いを倍増させるよう、ViVは荒々しい演奏をぶつけ出した。『EMOTION』というタイトル通りの歌と演奏に触れ、気持ちが思いきり昂ってゆく。歌詞の一節じゃないが、「ハートに火をつけ」られた気分だ!!
「今までのViVを超えてやる!!一つになろうぜ!!」、完全無欠なスーパーロッカーHIROHIROの煽りに続いて突き付けたのが、『完全無欠のスーパースター』だ。メンバーの放つ気迫に触発され、会場を埋めたファンたちも、拳を振り上げ、熱した思いを舞台上へ返してゆく。いい感じで場内は熱を帯びだした。最前線には、だいぶ熱を持った空間が生まれていたに違いない。♪当たり前じゃないんだ、きっと♪。そう、この瞬間、ここに居るからこそ感じられる興奮。それこそが、ライブの持つ唯一無二な醍醐味。『LOVE SICK』に合わせ、会場中の人たちが全力で跳ねだした。肌と肌が、熱した感情と気迫がぶつかり合う。その空間に浸っていられることが、何よりもの快楽。そうじゃないかい?!
「声を聞かせろー!!」、ViVは昂った気持ちのままに『君の為なら死ねる(僕×君)』をぶつけてきた。これも広い空間で演奏すると映える楽曲だ。だからこそ、野太い音の塊が次々と身体へ突き刺さっていく。終盤に生まれた♪ラララ♪の合唱も、嬉しい興奮を覚えていたからこそ生まれた風景。誰もが、HIROHIROの歌声に合わせ♪ラララ♪と歌い上げてゆく。その一体感が、とても心地良い!!
一変、ふたたび感情を熱く揺さぶるエモーショナルな歌が炸裂。一緒に口ずさみたくなるキラキラとした『MERRY'S-GO-ROUND』に触れ、会場中の人たちが大きく手を振れば、思いきり両手を広げ大輪の花を咲かせていた。青空へ向かって思いきり手を伸ばしたくなる!?、ドキドキとした嬉しいトキメキを『MELODIES』が届けてくれた。
中盤のブロックでは、歌心を持った楽曲を軸に展開。歌で暴れさせる力がViVの魅力なら、心に光を届けてゆく嬉しさもViVの楽曲が持つ魅力だ。
「昨日の自分より今日の自分にちょっと自信を持てることってあると思うんですよ。昨日ちょっと努力したことが、今日の自信になる。今日好きと言えなかったら、明日好きと言えればいい。今日出来るちっちゃな一つが、きっと明日や一年後に、「あの頃と変わったね」と言ってもらえる成長に繋がっていくと思う。今日出来なかったら明日やればいい。そうやって気持ちを前に進めていけば、伝わる気持ちがあるはず。そんな想いを持ってみんなに届けたいと思います」
HIROHIROの言葉を受けて演奏したのが、胸をキュッと嬉しく疼かせるバラード『「絆」』。先に語った想いを優しい歌声に込め、ViVのメンバーは「一人一人との繋がりを宝物にしていこう」とファンたちへ呼びかけてきた。歌詞に込めた一つ一つの想いは、会場に足を運んだ一人一人の心へ確かに響いていた。だからこそ、誰もがキラキラとした眼差しを舞台上へ向けながら、その歌をしっかり身体で、心で受け止めていたんだと思う。そう、「僕たちは何時だって一つなんだよね」と感じながら…。
本編最後を飾ったのが、魂を一つに熱狂を分かち合う『ONE』。時には身体を折り畳みながらも、一緒に過ごすこの瞬間を忘れたくない想いとして心に刻もうと、誰もが全身で『ONE』を受け止めていた。「君との想いが途切れないように描くよ」。ViVは、ファンたちとの繋がりを感じあおうとしていた。彼ら自身がファンたちを心の支えにし、前へ進んでゆく糧にしているからこそ、改めて一緒に手を繋ぎ未来へ進んでゆく意識を4人は確かめたかったのかも知れない。
アンコール前に、11月23日に発売するシングル『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』のMVを先行披露。
アンコールは、誰よりも先にファンたちへ新しい想いを届けようと、最新衣装に着替え『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』の演奏からスタート。勢いよく身体を揺さぶる荒々しい演奏が炸裂。でも、哀切な歌物という理由もあり、臨場感あふれる音の中でも、彼らは想いを伝える姿勢を大切に届けていた。この曲、胸に刺さる強い想いを記したメンヘラソング。哀切さと激しさが共存しているのは、二つの感情が錯綜していることを示しているせいか?!
『Supeoki Pain』が流れだしたとたん、会場中の人たちが左右に駆けだした。ViVのライブではお馴染み、HIROHIROの煽りに合わせモッシュやヘドバン、拳を振り上げてと、暴れたい衝動へ次々と火をつけてゆく楽曲に、観客たちは雄叫びを上げながら最高の笑顔で溺れていた。曲中で繰り広げた絶叫のやり取りが、互いに昂った気持ちを抑えられない興奮を物語っていた。
「ちっちゃな奇跡を信じて、この歌をみんなに送ります」。渉のギターの優しい調べに乗せHIROHIROが熱く歌いあげる形のもと、『Destiny』がスタート。Aメロ以降一気に速度を上げだした。でも、とてもハートフルな歌だからこそ、その歌や演奏は心をキュッと抱きしめていた。
「今日を一緒に超えていこうぜ!!」、ここからは、ラストへ向かってバトルモードへ突入。『バレないようにkissして』が流れたとたん、大勢の人たちが思いきり頭を振り乱し始めた。KISSはバレないほうがスリリングだが、熱狂は一緒に味わってこそダイナミックに膨らんでゆく。どんどん熱が盛り上がっていく、この熱気に飛び込まなきゃもったいない!!
続く『MESSAGE』でも、暴れる歌に、感情を掻き立てる楽曲へ、会場中の人たちが全力で立ち向かっていた。「俺たちの熱気を見せつけてやろうぜ!!」、最後に叩きつけた『Cage』まで、猛々しい音の洪水と凄まじいヘドバンの嵐を描きながら、気迫と気迫を戦わせる形でViVのライブは幕を閉じて逝った。「昨日よりも今日は笑顔になれたかな」。むしろ、その言葉通りの熱狂をありがとう!!
ViVは、11月23日(水)に6枚目となるシングル『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』を2-TYPE発売する。リリース後、すぐに東名阪仙を舞台にしたViV主催ツアー『2016秋「凶暴な純愛のRED.」』もスタート。インストアイベントも、10月より12月にかけ数多く予定が組まれている。今回も楽しい趣向を凝らしたインストアイベントを実施。ライブとは異なる、メンバーそれぞれの個性が見える内容を用意している。他にも、年末にかけ様々なイベントへの出演が決まっている。まだまだ『凶暴な純愛』を掲げ走り続けてゆくViV。その動向に触れ、熱く熱く魂を震わせながら、毎回彼らに触れてくれ。
TEXT:長澤智典
-セットリスト-
『Scarred.』
『EMOTION』
『完全無欠のスーパースター』
『LOVE SICK』
『君の為なら死ねる(僕×君)』
『MERRY'S-GO-ROUND』
『MELODIES』
『「絆」』
『ONE』
-ENCORE-
『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』
『Supeoki Pain』
『Destiny』
『バレないようにkissして』
『MESSAGE』
『Cage』
ViV Web
http://vivofficial.com/
★CD情報★
『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』
●初回限定盤
STRD-0251/0252
1800円(税込)
CD
1.いつまで経っても変わらずアナタを愛してる
2.「絆」
DVD
いつまで経っても変わらずアナタを愛してる
(music video)
●通常盤
STRD-0253
1200円(税込)
CD
1.いつまで経っても変わらずアナタを愛してる
2.「絆」
★ViV主催ツアー★
ViV主催ツアー2016秋「凶暴な純愛のRED.」
11/26(土)名古屋MUSIC FARM
11/28(月)大阪RUIDO
12/ 4(日)仙台space ZERO
12/11(日)池袋EDGE
★LIVE情報★
9/28(水)大塚Deepa
10/3(月)名古屋MUSIC FARM
10/4(火)大阪RUIDO
10/15(土)札幌Crazy Monkey
10/16(日)札幌Crazy Monkey
10/17(月)小樽GOLD STONE
10/19(水)新宿RUIDOK4
10/23(日)池袋BLACKHOLE
10/28(金)名古屋サーキットイベント(festtoke)
10/29(土)名古屋HOLIDAY NEXT
11/5(土)高田馬場AREA
11/6(日)高田馬場AREA
11/11(金)名古屋HOLIDAY NEXT
11/13(日)大阪SUNHALL
12/18(日)新横浜NEW SIDE BEACH!!
12/31(土)新宿ReNY
★インストアイベント情報★
10/16(日)12:00〜玉光堂パセオ店
10/17(月)12:00〜玉光堂小樽本店
10/29(土)11:30〜名古屋ZEAL LINK
11/5(土)12:00〜高田馬場ZEAL LINK
11/12(土)12:00〜名古屋fiveStars
11/12(土)17:00〜HMV栄
11/13(日)11:00〜little HEARTS. 大阪店
11/20(日)12:00〜自主盤倶楽部
11/20(日)15:00〜ライカエジソン東京店
11/20(日)18:30〜渋谷ZEAL LINK
11/23(水祝)13:00〜タワーレコード新宿店
11/23(水祝)17:00〜little HEARTS.新宿店
11/26(土)12:00〜ライカエジソン名古屋店
11/27(日)12:00〜大阪ZEAL LINK
11/27(日)16:00〜ライカエジソン大阪店
12/4(日)14:00〜little HEARTS.仙台店
12/10(土)15:00〜ライカエジソン原宿店
12/10(土)18:00〜ライカエジソン原宿店
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
ViV 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね