思えば 道に迷い
途方に暮れてたあの頃
目の前の手のひら
握りしめていたんだ

いつしか出会いが出会いを呼び
戸惑いに揺り起こされて
不器用なぼくの
止まってた時計が動き出した

しあわせの鍵はいつも
この心に隠されてる
でも自分で見つけるのって
言うよりずっと難しくて
だからもうしばらく
そばに…

たとえば 転んだとき
ひざ小僧を擦りむいても
なんにも言わないで
待ち続けてくれた

手を貸すことはたやすいけれど
今のあなたには要らない
優しさは決して
ただ甘やかすことだけじゃないよ

しあわせになりたいなら
その脆さに負けないでと
聴こえるんだ 伝えてるんだ
くちびる噛んで立ち上がれと
それに応えたくて
ずっと…

未来の地図を持って
最短距離を目指せ
きっとゆける
誰が邪魔をしようと
壁に阻まれようと
今 進むんだ

しあわせをつかみ取るんだ
なによりそれが ありがとう

しあわせを探す手には
いつもそこに絆がある
たとえ目に見えなくたって
心の手が放さないよ
独り立ちしたって
たとえ離れたって
ずっと…


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