世界の中心で思ったこと 生きることが容易い
身体中に注射針が 刺さって抜けない そんな午後

破れたジーンズから顔を出した 真っ白な自分が
恥ずかしいと思うことが 恥ずかしいと何故思うんだろう

消える未来 頭を照らして
するべきことを探していた

声が届くことも無いこの海で どこまで僕は泳いでいける?
進め それでも進め 心して進め
やがて太陽が昇る

世界の隅っこで泣いていた 生きることが苦しい
身体中の注射針も たちまち逃げ出した そんな午後

破れたジーンズから顔を出せば 汚れていく自分が
許されては 褒められては 恥ずかしいと思うことすら忘れていく

消えた未来 僕等を照らして
するべきことを思い出していく

声が届くことも無いこの海で できるだけ遠くへ泳いでみたい
世界のどこにも居やしないような
そのままの自分で


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