哀しき宴に集いて この世の果てを歌にした
どよめく世間退けても
鮮やぐ花びら舞う頃 届いたこの文差出しは
信じれぬ未来の自分から

一人よがり 咲き乱れる人が 愛しさを忘れた人が
眩きに 包まれた燃え盛る地に 口づけした いとをかし
いつか散るのがこの世 すすり泣く無情の風に
眩きに 包まれた燃え盛る地は 瞬くように いとをかし

知り得た先の世 嘆いて 彼の人あの人貴方にも告げられない
信ずるはずも無い
切り札なんかは 何も無い 事には終わりはあるけれど
性急に閉じる未来などはた迷惑

誰よりも 咲き乱れる人が 愛しさを知らない人が
眩きに 包まれたこの先の世に 成らす最後の鐘の音

一人よがり 咲き乱れる人が 愛しさを忘れた人が
眩きに 包まれた燃え盛る地に 口づけした いとをかし
いつか散るのが定め どうせ散るなら 艶やかに
眩きに包まれた燃え盛る地は 瞬くように いとをかし


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