旅先でこの手紙を書いてる。
何度目なんだろう、君のいない秋…。

何にも縛られずに、街を出た君の存在、
自分の殻を破りたくて僕も旅に出たよ。

君と笑ったり 泣いたりしたあの頃、
あるがまま生きていた。
会いたい、今君に…。
やり遂げたのかな? 夢は手にしたのかな?
僕はまだ今も見えないまま、
長い旅の途中。

旅先で出会う人、なぜ優しい?
日々の中、僕が歪んでいたかな。

誤解を怖れもせず、前に進もうとした君。
僕は周りを気にしては逃げてばかりだった。

君と笑ったり、泣いたりしたあの頃、
懐かしさ、この胸で今も騒いでいる。
喜び哀しみも、愛しさも悔しさも、
忘れない君との思い出、
長い旅の途中。

またふたり夢を語りたい、
旅は終わらない。


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