目の前には想像だけあった
寝足らぬ夢の尾を引いてゆく

永えには隔てられないさ
何思うのか解らぬまま

メッセージも無いのにどうして
こんな所に居るの?
いつか見た景色は疾うに 色褪せてた

坂の途中 思いは募ってゆく
新しい闇に堕ちる
消されてく時間を過ごすという
儚さに髪を梳かす
種子を蒔いては摘みとれやしない
本当は皆に会いたいのに

目線を合わせるだけ 無駄な事だと
明日を見つめるフリして 立止ってた

坂の途中 思上がってゆく
浅ましい光に満ちる
重ねてく嘘にも少しずつ
いとおしい影を落した

坂の途中 思いは募ってゆく
新しい闇に堕ちる
坂の途中 登れず暮らすという
儚さに髪を梳かそう



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