ココロセツナ

君を護り抜きたいと手のひらを強く握った
「心は君の傍に」

虚勢ごまかし塗ったメッキ製のハート腫れて痛むほどに
ひび割れて剥がされて失望に打ちひしがれる
迫られる選択残るのは“消去”“保存”２つだけで
どちらも選べなくて悲観的逃げ「探さないで」

平行感覚を失った僕等は
繋いで紡いで…

セツナ
涙流さないように
君の手を離さないように
いつまでも傍に居よう
君がいつか報われるように
何度でも空に誓った
“この身は君に捧ごう”

物語は終わり、傍にあるのは先の枯れたペンで
インクも出ないままに後悔をただなぞってた
起承転結終演転がり続け削れ摩れて切れて
結える頃には歪、閉じた幕僕も君もいない

悲劇も喜劇へと変えられたなら
君も笑うかな?

ココロ
欠片失くさないように
たとえ傷付きながらでも
立ち上がって見せよう
君が最後に残していった
何よりも大切なこと
“いつかのあの約束”

重い惰性
流れる時の中
忘れないで

平行感覚を失った僕等は
繋いで紡いで…

セツナ
涙流さないように
君の手を離さないように
いつまでも傍に居よう
君がいつか報われるように
何度でも空に誓った
“この身は君に捧ごう”
やがて終わりを迎えるとき
強く手を握っていよう
もう二度と離れないように
「ずっと君だけは護り抜こう」