ナンセンス 意味に非ズで イノセンス

風が吹く度、気分が揺れる。
人間なんて…。

此れは此れ、其れは其れ。
違うから、ほら!がんばるな!

意味じゃないさ、純真無垢。
白色なら不透明。
其れなら僕は透けたくは無いなぁ。

「僕は如何して何故僕で、
　君は如何して何故君だ。
　夢はハナっから夢なのに
　生きているのは何故、現。」

風が吹く度、気分が揺れる。
ミミズだって…
オケラだって…
アメンボだって…
ニンゲンだって…

君は君、僕は僕。
違うから、ほら!がんばるな!

意味じゃ駄目だ、結ばれ無い。
赤色なら糸が良い。
其れなら君を見付け易いし、
意味じゃないさ、純真無垢。
白色なら不透明。
そうして僕は此処に在るのだ。

腹が捩れりゃ　箸も転がる。
女の子だって…
想い想われ、にきびも増える。
男の子だって…

歪んだ真珠も…
風が吹く度、気分が揺れる。
人間なんて…。