『負い』
どうにも一切合切!
一切合切どん詰まり!

上は高くて飛べなくて、
下を向くのも飽きました。
左に行ったがダメでして、
右に見えるは元の位置。

一つ、人目が気に成って、
二つ、不安は肩の上。
三つ、未来が恐くって、
四つ、世の中嫌いです。

上は何所迄限り無く、
下も何所迄果てしない。
左に真直ぐ行った奴、
右から戻ってやって来た。

五つ、何時でもにこやかな、
六つ、昔は良い子です。
七つ、泣く子は現在の僕、
八つ、闇夜が続きゃ良い。

何処に逃げれば良いのやら…
渡る世間はナニばかり…

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