かつて僕はこう言ったもんさ 自分のいる場所はここじゃなく
どこか違うとこだって

負けず嫌い売りにできた僕だ でも世の不条理に負けそうな時
逃げる用の口実さ

とは言ってもある程度 理にかなった現実に
もうどうしたらいいか分からなくなる時があるんだよ

その時 その場所で終わった物語 聞こえたラストバラードの
狂おしいくらいのメロディー 僕らは背負って生きてる

この世では十人十色の 物語が同時進行してる
甘いStory 苦いStory

後悔に出くわす度 ページ数が増えるけど
読み応えがあると思うな 回り道? いや そうじゃない

この先待ち構える その何かに立ち向かうために やっぱ進むべきで
痛い事もあるだろう でも進むのって そんなもんだ

本気でぶつかって終わった物語 流れたラストバラードの
悲しいメロディーは ほら 幸福のメロディーになる

僕らに降りかかる その全て意味がある
だから僕は引き返さないよ 受け入れてやるのさ

あの時 あの場所で終わった物語 聞こえたラストバラードが
曲がりくねったこの道 明るく照らし始めてんだ

そして僕らは自らの可能性に ほんの少しだけ自惚れ
また歩き出すんだろうな この胸躍らせながら

かつて僕が言ってたような 自分のいる場所なんて本当は
どこでもなく ここなんだ


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