道しるべとなる枝をくわえて
その足下に落としてあげよう
向こう岸にいるあの子が迷わぬように

※あなたの瞳に映るもの
それが全てだと思わないで
まだ青すぎる実を拾いながら笑う横顔
その苦さを知っても小さな羽が運ぶものは輝いて
生まれて来ただけで完璧だと
飛び立つ後ろ姿を抱いた※

夕立の中で木々の陰に
息をひそめてる
鳴き声を聞かせて
雨が上がるまでに少し話したい

あなたの瞳が望むもの
小さな巣を作るこの羽で
生まれて来る子供たちをつなぐために生きよう
その背中を見送る寂しさと
抱きしめて眠ったこの場所は
永遠に空席のままだろう
あなたを誇りに思う ずっと

(※くり返し)


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