遠く街の向こう 太陽は落ちて
宵待ちの星現れる
空は昨日までと まるで同じなのに
滅び行くのは この心か

突き刺すような傷みも
底の見えない暗闇も
確かに感じられるのに
愛だけは揺れ惑う

百年の孤独に堕とされし者よ
哀しみを抱く時 愛は強くなるでしょう
今も幾干の生命(いのち)が泣きながら生まれる
その瞳に光を

安らぎ求めて 日々はまだ
争うこと避けられぬ

絶望と怒りの中で
戦うのは
やがて訪れる無力さか

大切な誰かを無くしたくない思いの中で
愛は欲に変わり
歪んで さまようよう

百年の孤独に生きてゆく者よ
正義(ただしき)は時代の中で
形を変えるものね
長い悲しみの闇夜に汚されぬように
星よ まだ照らして

百年の孤独に堕とされし者よ
哀しみを抱く時 愛は強くなるでしょう
今も幾干の生命(いのち)が泣きながら生まれる
その瞳に光を


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