透かした空の色に 君からもらった手紙を
翳した手を離せば 羽根を生やして
飛んでいきそうな気がした

眩しさに目を細めた

あの頃君の遠ざかる背中 見送る度にいつも
風が胸をすり抜けた
あの時もっとその手をギュッと 握り締めていたら
僕らの夏はまだ続いていたの?

描いた青写真を 僕はずっと捨てられずに
隠した君の想い あの時すでに
小さく見え隠れしていた

切なさに目をそらした

夏がこぼしたカケラにそっと 耳を当ててみたら
懐かしい潮風の匂いがした

あたたかな通り雨が

心へそっとやさしく手を伝い 砂に沁み込んでく
波のように繰り返した
あの時もっとその手をギュッと 握り締めたとしても
僕らの夏はまた更けていったの?


 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   Solar windへのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴