酒の席での たわ事と
許してやれよと 言われても
あいつのかみつく 泣き声は
どこか全てが 負けていた

夢を喰って 生きてゆけた
時代も確かに 刻んではみたという
こんなはずじゃ なかったのにと
絵面はいつしか 割れていたという

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ

すがられる程の 柄でもなく
戸惑う程の 馬鹿でもない
風が吹くよな ちんけな俺でも
魂 だけは ゆずれない

希望はいつも ずっと遠くで微笑む
届かぬ女の 悪戯に似ている
咽が裂ける程 誰かの名を
叫び続けた事も あったのに

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ

それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ


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