別離

曖昧な愛はすでに形を変え
別離の距離を生んだ
目を逸らす仕草の先に見えた
闇が飲み込む

消えゆく誰かの影を追い
1人きりの夜が怖い
生きることも死ぬことすらもできない
心の弱さを悔やみ…苦しい

巡りゆく季節はまた 風を運び
3年前のあの日映すけど
この足は重く、過去に縛られたまま

失って洩れる言葉は
愚かさで穢れてゆく
もう一度あの日に帰りたい帰れない 何もかもが色を亡くし

重ねた愛は傷ついてゆくの?
生きてゆく痛み…

薄れゆく君と過ごした 思い出は砂に溶けた
弱さという海に?れてゆく僕は
君の存在に縋り付いて…

枯れてゆく花も沈みゆく空も
安らぎを与えようとしないんだ
僕はいつの日も君を想うんだ
12年過ぎた今でも…