ある男は手紙を集めて 誰かの元に届けるのです
街から街へ忙しそうに 朝から走り回るのです

手紙を持って 息を切らして それをゴールへと繋ぎたいのは
言葉を選び想い綴った 誰かさんがいるから

途切れないように運び続けて
幸せだけを繋ぎたいのに
預かった手紙は悲しみの涙で滲んでた

宛先さえわからなくなった 手紙に彼も不安になった
思い立った 渡さなくちゃ 急いで飛び出して

届け そっと温もりを込めて
いつも前だけ見つめ
悲しみ 越えていけるように
走れ ずっと追いかけた先で
もしも諦めそうなら 笑ってみよう 堪えてみよう

泥だらけで歩き続けた 誰かがそれを見て笑ってた
だから男は涙を飲んだ 痛みを知っているから

あの森を一度抜ければ そろそろ家が見える頃で
「この旅路の終わりは近い。」と 北風は言うけど

現在地もわからなくなって 手紙と彼は迷子になった
回り道も別れ道も 思い出 積み重ねて

あのね そっと温もりに触れて
ちょっと涙が出たのです。
これ以上無くさないように
弱さ見つめ愛してみよう
怯えたって信じてみよう
ららら ひとつ先へ 向かい進め

届け そっと温もりを込めて
いつも前だけ見つめ
悲しみ 越えていけるように
走れ ずっと追いかけた
明日へ繋がっていくよ
ららら ひとつ先へ 向かう先へ
いつも 笑っていよう ずっと側で

ある男は手紙を集めて
誰かの元に届けるのです
辿りついた男に送るよ
「ありがとう、ご苦労様です。」

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