青き拘泥無の塵と墜ちた
若き太陽 紅に染まりて
その大輪 天上へ高く
気高き蹄鳴らし 突き抜けた

空を遮る敵の 眼光
稲光は幾年 幾度なく
黒き静 大地叩き
心底の剣 明星まで焼き尽くす

平凡は 幼きに捨てて
残る宿命 指差した先は
燦々と 大粒の滴
無知はいつ何時も浅はかで

疾風に背を蹴られ歩く
鮮明な痛恨 最強な戦火よ
憂い 支配された歴史
陰と陽が織りなす 無限へ行く

少年たちよ 何処へ向かうのだろう
とても綺麗な世界だと言えない現世を
それでも果てしのない闘いの向こうに
救いを求める声 存在に気づいてる ...だから

颯爽と消え失せた朧
頭を垂らし今宵 三日月も
淀む五月雨の雲に
色彩亡き暁へ 流れてく

生命の儚きを 知りて
幾晩 潮騒に身を重ねては
雷鳴の轟きの如く
我が身に正当な天罰を 切り刻む

白色の夜長をも 超え
若き太陽 再びに昇りて
その大輪 天上へ高く
突風 旋風巻き起こし 舞い上がれ

空を遮る敵の 眼光
稲光は幾年 幾度なく
光芒の刃 今 翳し
安寧も忘れ 一刻を行く

かけがえのない何かを無くしたら
総てが終わるようなそんな気がしていた
だけど今迷わずに身体が向かうのは
君の後ろ姿に 続く空を見ていた ...だから

何処へ行こう?この絶望に沿って
確かな鼓動鳴らし 誰かへ繋ぎたい

そうさ今迷わずに身体が向かうのは
もう守りたいものに 背は向けられないと
そうだよ果てしのない闘いの向こうに
君の後ろ姿に 続く空は広がる ...だから!

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