弱虫けむし
大好きなのに
ごめんねがじょうずに言えない
もくもく くもが
ざあざあ あめに
くらい気持ちに降ってくる

胸がいたくてねむれない
いじわるな言葉も
息をすってはいて目をとじて
いち、にの、さんで
ゆるせたらほら かるくなる

もうすぐさ
雨がやんだら
虹をたどっていこう
きみにごめんねを運ぶよ
またどこかで会える

弱虫けむし
ちかよらないで
誰からも嫌われたくない
そんなふうにさよならをしてきたね
大好きなきみとも

はじめて自転車にのれた日を
おぼえてはいないけど
ずっと一緒にいてくれた
日がくれるまで
おんなじように泥だらけ

傷つけられたときより
優しくされたとき
ぽろぽろ涙こぼれる
どうしてなんだろう

ららら

みんな弱虫けむし
泣いちゃうこともある
どうか明日きみが笑えますように

もうすぐさ
雨がやんだら
虹をたどっていこう
きみにごめんねを運ぶよ
またどこかで会える


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