君といた夏が過ぎて
君のいない秋が来る
浮かんで消える
あの花火のように

望んだものは自由で
手にしたものは孤独で
身勝手過ぎる、って
わかっていても
狂おしく胸が痛む

戻らない、と知りながら
いまもまだ、それでも
待ち続けてるんだ
このままじゃ
やがて来る冬の中で
凍えてしまい
春は来ない…ずっと

君をなくして初めて
ぬくもりの意味を知った
生きるつらさを
忘れさせてるんだ

君の時計は、あれから
針を進めてるのかな
当たり前でしょって
笑い飛ばすんだ
誰かの隣で、きっと

いつまでも
忘れないよ、そうぼくは
確かに、愛していたんだ
離せない
空っぽの腕の中で
決して消えない
想い出を抱いて

戻らない、と知りながら
いまもまだ、それでも
待ち続けてるんだ
このままじゃ
やがて来る冬の中で
凍えてしまい
春は来ない…ずっと


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