warbear/warbear

トレインは光へと向かう

warbear


word: 尾崎雄貴 music: 尾崎雄貴

『warbear』収録

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  • ただ1つの切符を買い ひとりだけの列車に乗る
    ひしゃげたハートを辿る
    たどり着けぬ場所がある それを今思い知っている

    稲妻が あたりを焼き払っていく 言葉もなくそれを車窓から見つめる
    君の怒りを くぐり抜ける

    星空の中のたったひとつ 無数の粒のたったひとつ
    僕は見出したけど
    いつまでもたどり着かない 季節がもう回りきった

    そうなんだ
    誰もが見上げられるが
    誰もが見つけられるわけ じゃない
    君は
    小さく燃える星

    13歳の少女のように 何かを投げ出す直前の目へと
    パーキングエリアの明かりが 蛾の群れを誘い込むように
    近づいていく
    焼けてもかまわない
    稲妻の落ちる光へと向かう

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