無理矢理引っ張り出したモノはまだあどけないあの頃。
拙い言葉をこれでもかと書き殴る恋の短歌よ。

「一人遊びが得意なのです」
艶の無い瞳は絶望の黒。

未練がましくのたうち回る。
トドメを刺して。
白装束着て、襟を正して。
ヒナゲシがひしゃげる。

斬り殺した千の想いが忘れる残り香。
いっそさらいたい。
全部洗いざらい解放して。

この時を待っていました。
さんざめく桜吹雪。
負けじと咲き乱れるあなたは雪柳。
蛍火の雨が降ればすぐに迎えに行くから。
一人などもう飽きただろう?
帰りは同じ傘で。

祭囃子がどこからともなく。
浴衣姿を想像してる。

未練がましくのたうち回る。
トドメを刺して。
目隠しをして、襟を正して、刃を突き立てて。

斬り殺した千の想いが忘れる残り香。
いっそさらいたい。
全部洗いざらい解放して。

この時を待っていました。
紅葉と色づく心。
雨夜の星になろう?
秋雨に隠れて。
銀花が静かに舞えば凍えない様抱き合おう。
一人では冷たいから帰りは同じ傘で。

血の海に舟を浮かべて彷徨うのも一興。
「願いを叶えてくれ」
ゆらりゆらり…。

この時を待っていました。
さんざめく桜吹雪。
負けじと咲き乱れるあなたは雪柳。
そして季節が巡る度、“今”を思い笑おう。
一人などもう飽きただろう?

そんな歌をつらつらと。


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