誰が為に 幕は落ちるの
鏡越しに 揺れるその微笑

暗がりのステージ 立ち続けた 軋む心で
“1つめのベル” 探る臨場感 沈黙は守って

保たれた均衡 お決まりのアクション 流されてたのは “性”

見つめて しなやかに 解けた甘い罠
真実なら 君の中に 跡形もない
演じてたわけじゃない それぞれが塗る色彩(カラー)
現実はもう 僕のことも 突き放したみたい

遮られて 怯えた過去と
溶け込むたび すり切れる現在と

戻りたくない場所の影が 強すぎるだけ
“2つめのベル” 響く前に 沈黙を破って

無自覚の創造 幾万のキャスト 共通してるのは “涙”

こごえた眼差しに 振りかざす偽物
暴いてよ ひと思いに 何もかもを
哀しみ走らせた いつかの爪の後
駆け抜ける 流れ星も 僕を捨てた

焦がれて あざやかに 解き明かす秘め事
真実など 一人として 知る術はない
五月雨 人知れず 探した次の場所
結局はそう 求めるのは ありふれたシンパシー


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