片っぽで揺れる靴下
つがいのスズメが電信柱
空っぽのままでわたしは駆け出す
団扇を背中にさして

とっぷりとっぷりと仰ぐ鉄塔が
ゆっくりゆっくりと
傾いてくところ 悪戯な拠り所
消えちゃいたくなるのです

とんがった心も
ならすならすならすならせば
まあるい景色に込めた
やわらかな羽をちぎる感触だ
頭の片隅でしれっとやっちゃった
頭の片隅を満たしてくれないかな

もうすぐで三時のおやつは
カゴの中でじっとしていました
空っぽの炊飯器ひとまず
お茶でも飲みましょ湯気の向こうで

たっぷりたっぷりと注ぐ赤光が
のんびりのんびりと
溢れ始めたころ ここからがいいところ
逃したくはないのです

とんがった心も
ならすならすならすならせば
まあるい景色に込めた
やわらかな羽をちぎる感触だ
頭の片隅でしれっとやっちゃった
頭の片隅を満たしてくれないかな

心・肺・肝・腎・脾臓で五臓と六腑
食らえや満たせや
身体ん中を駆け巡るワァ!
沸騰しちゃいそうで寸前
喜怒哀楽ではにっちもさっちもいかぬ
降参でした

傾いていく 溢れ始める
残したくはないのです

とんがった心も
ならすならすならすならせば
まあるい景色に込めた
やわらかな羽をちぎる感触だ
とんがった心を
ならすならすならすならした
まあるい景色の中で
気のせいじゃないなら
やわらかな羽の生える感触が

頭の片隅でしれっとやっちゃった
頭の片隅を満たしてくれないかな
頭の片隅で


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