「避けれない」 こころ、一人歩き いつもそう
ある法則に従って ただ 流されていくように
目に触れた 余計なものばかり 抱き込んで
強すぎる感受性が縛って うまく逃がせない
そうしてまた 膨れ上がる 肺のすぐそばで
圧迫するほどに 重さを増して、膝が折れそうになる
I sink, you float.
引き寄せ合って ここに居るのだろう 額の上を 泳ぐような声に
僕には差し出したいものがあり 君には求めるだけの理由があって
いつか、取り戻せる気がしてる
「必要とされているのかすら わからない」
そんな言葉が口をつく その瞬間から もう
アイデンティティは 重さをなくして 漂ってばかり 影を切り離し
そうしてまた 自己を見失いそうになり
耐え難く 軽くなっていた その身体は 宙へと浮かぶ
I sink, you float.
ただ真っすぐに その姿を捉え いつでも 曖昧なものにさせないよ
You sink, I float
引き寄せ合って ここに居るのだろう 額に上を 泳ぐような声に
僕には差し出したいものがあり 君には求めるだけの理由があって
いつか、取り戻せる気がしてる
もし僕が 錨になれるなら 君だけが浮力をくれるから
「乾く土、空から落ちる雨」 「乱反射、それを遮る木々」
掴む手に 力を込めるとき 同じだけ 握り返して欲しい
そして、正しい重さが戻る
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