青い青い空が嫌いな夜行性の僕は黒い揚羽蝶で
ただ他所行きの格好で池袋舞う快楽街へ
でも眠り足りないのと 弱音吐くボクは紋白蝶?
もうプライドなんて捨てて本能のおもむくままに

ただ緑広がる この雑居ビル四畳半部屋
まだ咲かない太陽 四六時中見つめて

愛の唄や恋の唄…

アコースティックギターが歌った。僕の心が笑った。
それは春の夜に…

『さよなら』に、さよならしたボクに
冷たい冷たい水が頬を伝って…
まだ僕は涙、心の汗と気付けずに…笑う
くず箱に…うずもれて…

ベッドの中で頂戴ちょうだいよ
うわの空もっと感じて
愛情を頂戴ちょうだいよ
煙草を吹かして そっぽ向かないで
誰か蝶を呼んで

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